トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2016年7月27日(水)11:00~12:00 | ||||
演奏:Green Garden | ||||
1 | (ピアノソロ) | みどれみ~優 海 | オリジナル曲 | 作曲:丹羽みどり |
2 | (ピアノソロ) | 虹の彼方に(Over The Rainbow) | 映画「オズの魔法使」挿入歌 | 作詞:E.Y.ハーバーグ 作曲:H.アーレン 編曲:Kyoko Sukegawa |
3 | (ピアノソロ) | 明日のワルツ | アフラックCM曲 | 作曲:H ZETT M 編曲:渋谷絵梨香 |
4 | (うた・ピアノ) | Ombra mai fu (Largo) 樹木の陰で(ラルゴ) |
オペラ「セルセ」より | 作詞:ニコロ・ミナート 作曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル |
5 | (トーンチャイム・ミュージックベル) | うみ★ | 文部省唱歌 | 作詞:林柳波 作曲:井上武士 |
6 | (ピアノ・ミュージックベル) | 浜辺の歌★ | 文部省唱歌 | 作詞:林古渓 作曲:成田為三 |
7 | (ピアノ連弾) | 浜辺の歌★ | 文部省唱歌 | 作詞:林古渓 作曲:成田為三 編曲:野呂芳文 |
8 | (ピアノソロ) | 夕焼け小焼け(ジャズアレンジ)★ | 文部省唱歌 | 作詞:中村雨紅 作曲:草川信 編曲:松下美千代 |
9 | (ピアノソロ) | めぐり逢い | 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM |
作曲:アンドレ・ギャニオン |
10 | (うた・ピアノ) | 私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。 2.虹の彼方に(Over The Rainbow)
3.明日のワルツ アフラックのコマーシャルで流れているピアノ曲がとても素敵なので、曲名を調べて楽譜を入手しました 侍バンドPE'Zのメンバーで結成された、H ZETT M(エイチゼットエム)率いる ピアノトリオバンドH ZETTRIO(エイチゼットリオ)の最新アルバムに収録されている曲です。 と わかりにくい説明なのですが、作曲者はH ZETT M(エイチゼットエム)さんという方で 超絶ピアニストとか、ジャンルを超えて活躍するピアノマジシャンと言われているそうです。 たぶん日本人だと思います。まらしぃさんと2台ピアノで演奏したりもするようです。 当初はアフラックに曲を提供していた事を公表しなかったそうですが ファンの間でこれは絶対H ZETT Mさんの曲に違いないと噂が広まり、後日、ご本人が公表したそうです。 曲は、優しく暖かくテンポ良く、なぜか涙が出できそうになるメロデイです。心を込めて演奏したいと思います。 4.“Ombra mai fu”(オンブラ マイ フ) Ombra mai fu di vegetabile, cara ed amabile, soave piu こんな木陰は かつて無かった 緑の木陰, いとおしく、そして愛らしい, より快いもの(木陰)は 紀元前480年頃のペルシア。序曲が終わり幕が上がるとそこは美しい王宮の庭園。 片隅にはあずまや、中央には一本のプラタナスの木。 ペルシア王のセルセ(クセルクセス1世)はその木陰に横たわり、涼をとりながら、 木々を称え、感謝の歌を捧げ、歌った楽曲です。 5.うみ・・・・「海はひろいな大きいな・・・・」の歌詞はだれでも知っている日本の曲です。 1941年(昭和16年)3月に、文部省唱歌として「ウタノホン(上)」にて発表されました。 たった8小節のメロディーが3回繰り返されるだけのとてもシンプルなメロディが、逆に、 海の広大さや、いろいろな意味での「希望」を込めた思いが見事に伝わってくる曲だと思います。 私は波と砂浜だけのシンプルな海がとても好きなので、この曲のシンプルさがすごく好きです。 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。 トーンチャイムの音色に合わせ、全員で歌とミュージックベルで楽しんでいただきたいと思います。 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。 6.浜辺の歌(ミュージックベル)・・・・この曲は、1913年(大正2年)に発表されたそうです。 そして、作曲者成田為三の「浜辺の歌音楽館」という資料館が秋田県北秋田郡森吉町にあるそうです。 ぜひ一度は行ってみたいと思いました。 私は、この曲を聴いたり弾いたり歌ったりすると、いつも「二十四の瞳」という映画の中で、 先生と子どもたちが歌っている場面を思い出します。 そして、子どもの頃、夏休みに家族旅行で小豆島に行った事や、 昭和20年から長年、小学校の教師をしていた父や母のことを思い出し、しんみりと心に染み入り、感動します。 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。 全員で歌とミュージックベルで楽しんでいただいた後、ピアノ連弾でも楽しんでいただきたいと思います。 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。 7.浜辺の歌(ピアノ連弾) 大正5年に発表された日本の唱歌・歌曲です。 一番のあしたは朝の意味で 二番の夕べは昨日では無く夕方の意味だそうです。 メロデイはヨハンシュトラウス2世のワルツの一部に似ていると言われています。 今回は、旋律が高音、低音と交互に出てくる素敵なアレンジで先生と連弾で演奏します。 8.夕焼け小焼け・・・・作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、 当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、 教員をしながら後に童謡を作るようになったそうです。 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、 八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、 同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。 しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。 9.めぐり逢い 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 私のソウルノートとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。 その思い出も音色に込めて、毎 回弾いていきたいと思います 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。 アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に 「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。 10.私にできること この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。 |
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演奏日の感想♪ 2016/07/28UP
トーンチャイム&ベルのコーナーでは、会場の方々と共に、楽しく演奏できました。 自分の演奏も、納得のいく演奏ができました。 特に、「夕焼け小焼け」。当日の朝、練習中にふと思いついたエンディングを、実践しました。 楽譜に書いて行かなかったけれど、うまい具合に弾くことができました。 元々ジャズアレンジの曲、自分でアドリブで演奏できるようになりたいので、まずはエンディングやイントロで練習です♪ |
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参加した生徒の感想 1. 今回のハートフルコンサートは1階でお聴きくださる方が少なかったのですが、 2階3階からたくさんの拍手をいただきました。 コンサートが始まる前にプログラムを置きに行った時に、2階にいらっしゃった方々が 「ハートフルコンサートを楽しみにしています。今から待っているのですよ。」 と声をかけて下さったのが嬉しかったです。 初めて参加のNさんは、しきりに「緊張する」とおっしゃってましたが、堂々と歌っておられたと思います。 最後に全員で歌う「私にできること」も、Nさんが歌ってくださると安心です。 連弾は先生がリードしてくださるので上手く弾けたと思います。 「虹の彼方に」は落ち着いて弾けましたが、「明日のワルツ」は綱渡りのような危なげな演奏になってしまいました。 テンポの速い曲は焦ってしまいがちなので、特に本番では気をつけないといけませんね。 毎回、反省することばかりですが、いつか納得のいく演奏ができるように、これからも練習を続けたいと思います。 2. 今回、初めて出演させていただきました。 上手なピアノ演奏の後に大丈夫かしら…と思いながら順番が来ました。 会場の広さや響きがどんな感じか話では伺っていたものの、実際には「どんなかしら…。。。」と不安と緊張がありました。 しかし、いざ歌い始めると残響もしっかりとあり、ピアノ伴奏とのバランスも良く、 想像以上に響いている事が分かると、あとは安心して最期まで歌う事ができました。 多少の緊張感が歌を盛り上げる事にプラスに働き、初めてにしては良かったのではないかと思います。 皆で演奏したベルや合唱もサロンコンサート的で暖かい気持ちになり、とても良かったです。 聴いてくださっている方々と皆で演奏できるのは本当に楽しいですね。 聴いてくださった方々、一緒に演奏してくださった方々、そしてこの場所を提供してくださっているトヨタ記念病院の方々、 丹羽ピアノ教室の方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。 心温まる演奏会、機会があればまた参加したいと思います。ありがとうございました。 |