ハート飾り枠
       トヨタ記念病院 ハートフルコンサート
プログラム
  演奏:丹羽 みどり(M)/きょーこ(K)/けいこ(T)      2003年6月25日(水)
ハート飾り枠
 
  1 (連弾)
 K&M
ドレミの歌 「サウンド・オブ・ミュージック」より Richard Rodgers
   
2 (連弾)
 K&M
きらきら星 ドイツ民謡
 
3 (連弾)
 K&M
たなばたさま 下総 皖一
 
4 (ソロ)
 K
星に願いを 映画「ピノキオ」より L.ハーライン
 
5 (ソロ)
 K
虹の彼方に 映画「オズの魔法使い」より E.Y.ハーバーグ
 
6 (連弾)
 K&M
ぶんぶんぶん ボヘミア民謡
   
7 (連弾)
 K&M
ブラームスのワルツ ブラームス
 
8 (連弾)
 K&M
「サザエさん」メドレー  TVアニメ「サザエさん」より
  サザエさん一家
(筒美京平)〜サザエさんのうた(渡辺宙明)〜サザエさん(筒美京平)
 
9 (ソロ)
 T
愛を感じて 映画「ライオン・キング」より エルトン・ジョン
  
10 (ソロ)
 M
la pioggia 映画「時雨の記」より 久石 譲
 
11 (ソロ)
 M
めぐり逢い TVドラマ「Age'35」より アンドレ・ギャニオン
 
12 (フルート&ピアノ) 旅立ち
 
K&M
映画「魔女の宅急便」より 久石 譲
 
13 (フルート&ピアノ) 大きな古時計
 K&M
H.C.ワーク
 
14 (連弾)
 K&M
オブラディ・オブラダ THE BEATLES P.マッカートニー&J.レノン
   
15 (連弾)
 K&M
世界に一つだけの花 SMAP 槇原 敬之
コメント:

 テーマ曲「ドレミの歌」に続き、初めの連弾コーナーでは、季節感のある曲、中間では、思わず口ずさんでしまうような曲、どこかで聴いたことのあるクラシック曲を選んでみました。
 最後の連弾では、今年がビートルズ・デビュー40周年シリーズ第2回目。
 今回から、けいこさんも参加してくれます。(^^)


ソロ曲コーナーについてのコメント:

☆星に願いを・・・・「星は、願う人がだれであろうと差別せずに、その願いをきいてくれる優しい存在。だから、星に願いをかけて、希望をもいつも心に持ち続けようね」というように心に優しく響く曲です。(コメント:きょーこ)

☆虹の彼方に・・・・映画「オズの魔法使い」の中で使われた曲。なんとこの映画、1939年に作成されたものです。そのころから現在まで親しまれてきた、とてもポピュラーな曲です。
 私の愛弟子「きょーこさん」のテーマ曲としました。(コメント:碧)
「いつも心に希望のともしびを・・・・」「虹の彼方には、輝く希望の未来が待っている♪」というイメージを音楽で表現します。(コメント:きょーこ)

☆愛を感じて・・・・映画「ライオン・キング」の挿入曲。
歌詞を何度も読み返し、また、先生が一番の見せ場「この部分に命をかけて」とおっしゃっていた歌詞では、「王者や放浪者の強い味方となる」の「強い」について考えてみました。
 先生は、「強い」とは、「ただ力が強いだけではなく、その中にはやさしさがある『強さ』」とおっしゃられていたことを思い出し、映画の中ではどの場面なのか考えてみました。
 いろいろとそう思えるシーンはありましたが、特に印象深いシーンは、ひねくれものライオンとの対決のシーンで、ひねくれものライオンが崖から落ちそうになったとき、シンバは助けようとして手を差し伸べたことです。
ひねくれものでしかいられないライオンでさえも、シンバは理解し、許し、信じたからそうできたのだと思います。
 自分を含めて生あるすべてのものを理解し、許し、大切にすることが自分の「強い味方」になる。なかなかそうできないでいる自分にとって、シンバや歴代の王達はあこがれです。自分は少しずつでもシンバのような「強い味方」を持てるようにしたい。
 そういった念を込めて弾かせていただきます。(コメント:けいこ)



★めぐり逢い・・・・私のテーマソングとして、毎回弾きます。この曲に込めた思いはこちらをご覧ください

la pioggia・・・・「la pioggia(ラ・ピオッジャ)」はイタリア語で「雨」という意味です。「時雨の記」という映画の曲です。
 「時雨(しぐれ)」というのは、初冬の頃、一時、風が強まり、急にぱらぱらと降ってはやみ、数時間で通り過ぎてゆく雨のことなので、この時期には似合わない曲かもしれませんが、梅雨時ということで、「雨」が降り始め、次第に強くなり、雷が落ちると、急に雨がやみはじめ、最後にはお天気が少しずつ回復し、雲の隙間から青空が見えてくるというイメージで弾きます。
 天気になぞらえて、この映画のストーリーを思い出しながら、また、自分にとって「ある事件」が起きたときの気持ちの変化というものを音で表現しようと思います。また、この曲が使われた映画のストーリーを曲になぞらえて、表現しようと思います。(コメント:碧)


演奏日のエピソード 2003年6月25日(水)UP 碧

 夕べから雨が降り続いていて、「la pioggia」を弾くには、ぴったりな天気だなーと思い、朝から楽しみにしていました。案の定、全体、気持ちよく弾くことができました。演奏終了後には、すっかり晴れ間が見えていて、本当に心地よい日になりました♪(^^)
 今日も、先月の演奏後に、「フルートの演奏がよかったのでもっとやってほしい」と言ってくださったおじさまが、こぶしを振りながらはじめから終わりまですっと聴いてくださっており、帰りには、「ありがとう」と言葉をいただき、ピアノの前に置いていた看板代わりの譜面台にあった「プログラム」もお持ち帰りになってくださいました。
 そのほかにも、親子で「大きな古時計」を一緒に口ずさんでいらっしゃたり、私の友人のキョンちゃんが、診察の予約をわざわざ変更して聴いていてくれました。
 「聴いていただけること」の幸せを感じました。本当にありがたいことです。
 余談ですが、ソロを弾いているときに「蚊」のような虫が一匹、私の手元に飛んできました。でも、「うっとおしいなぁー(^_^;」と思いつつも、音楽を奏でることを続けることができたのは、ちょっと進歩だーと思いました。(ヘ。ヘ) エヘヘ

きょーこさんの感想♪(^^) 2003年6月26日(木)UP

 ドジにはじまり、ドジで終わりました。ですが、前回に比べたら進歩はあったので、次回リベンジを目指します。
まだ病院のピアノになれないせいか、どうしても弾きにくさはあります。ピアノが変っても動じないくらいの弾きこみって大事だな〜って思います。でも、それくらい弾きこんだ状態にするには、やっぱり3ヶ月は最低でもかかるのが今の私です。

 自分が「今、いる状態」が分かるのが、毎月定期的に人の前で弾かせていただけることのありがたさです。それでも、ピアノの前にじっと座って聴いてくださる方がいらっしゃるということは、待合の時間の暇つぶしくらい程度には、なんとか弾けているということなのかな、と自分を励ましています。1回や2回の失敗で落ち込まず、曲を弾いているうちに立ち直る強さを身につけることと、とにかく音楽をとめないことが、一番心がけていることでしょうか。
 もちろん、細かいレベルでは、いろいろと思うことは多いのですが。

 ピアノって優しい楽器だなって思います。人のこころを映し出してくれるという意味で。
 だから、こころが映っちゃう、ある意味コワイ楽器でもあるわけで、人前で聴いていただいているときは、それなりに心もやさしい気持ちと感謝の気持ちでおめかしして弾きたいものだと思いました。

けいこさんの感想♪(^^)2003年6月27日(金)UP

 ・・・緊張しました。とても。
 曲のコメントで大それたことを書いておきながら、自分の思いを表現するどころか、頭が真っ白になり、「弾くことに精一杯」でした。間違えたし・・・。強弱ついていなかったし・・・。雑念が入ってしまったし・・・。反省点はいっぱいです。
 でも、「継続は力なり。」次回からもがんばります。そして、いつか聴いてくださる方が喜ばれる演奏ができるといいな。


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