トヨタ記念病院 ハートフルコンサート
      ピアノ演奏:中根 智子/丹羽 みどり/きょーこ        2003年4月29日(火)
 
  1 (連弾) ドレミの歌 「サウンド・オブ・ミュージック」より Richard Rodgers
   
2 (連弾) 春の小川 文部省唱歌 岡野貞一
   
3 (連弾) 春のうた・メドレー
  春の声(J.シュトラウスU)〜春が来た(岡野貞一)〜「四季」より「春」(ヴィヴァルディ)
  〜ちょうちょう(外国曲)〜(滝廉太郎)〜ぶんぶんぶん(ドイツ民謡)
  〜「四季」より「春」(ヴィヴァルディ)
  
4 (ソロ)M めぐり逢い フジTV「Age'35」より アンドレ・ギャニオン
 
5 (ソロ)M Summer(ピアノ・ソロ・ヴァージョン) 「菊次郎の夏」より
トヨタ・カローラCFソング
久石 譲
 
6 (ソロ)K 虹の彼方に 「オズの魔法使い」より E.Y.ハーバーグ
    
7 (ソロ)M Asian Dream Song トヨタ・カローラCFソング 久石 譲
 
8 (連弾) ディズニー・メドレー Jimmie Dodd
  エレクトリック・ファンファーレ(D.Dorsey)〜バロック・ホウダウン(J.J.perry&G.Kingsley)
  〜いつか王子様が(F.Churchill)〜くまのプーさん(R.M.&R.B.Sherman)
  〜ビビディ・バビディ・ブー(M.David&A.Hoffman)
  
9 (ソロ)T 月のしずく RUI 
映画「黄泉がえり」テーマソング
松本 良喜
 
10 (ソロ)T ひだまり NHK「日本列島小さな旅」より 西村由紀江
 
11 (連弾) もしもピアノが弾けたなら 西田敏行 坂田晃一
 
12 (連弾) トップ・オブ・ザ・ワールド カーペンターズ J.ベティス&R.カーペンター
コメント:

 先月同様、テーマ曲「ドレミの歌」に続き、連弾最初のコーナーでは、春にちなんだ曲、中間は、東京ディズニーランドが今年の4月でちょうど20周年を迎えるということで、それにちなんで、ディズニーの曲を集めてメドレーにしてみました。
 そして最後の連弾では、誰もが知っている曲ということで選んでみました。
私個人的には、カーペンターズは好きなアーティストです。特にこの「トップ・オブ・ザ・ワールド」は、歌詞も、曲同様、明るくて楽しくてとても幸せな気分になります。§^。^§

私のソロ曲コーナーについてのコメント:

★めぐり逢い・・・・私のテーマソングとして、毎回弾きます。この曲に込めた思いはこちらをご覧ください

Summer・・・・先月演奏したのは、「オーケストラ・ヴァージョン」をピアノ・ソロ用にアレンジしたもの。今回演奏するのは、久石譲さまが自ら「ピアノ・ソロ」としてアレンジしたものです。「オーケストラ・ヴァージョン」に比べ、かなり軽い感じで、完結にアレンジされています。

☆虹の彼方に・・・・映画「オズの魔法使い」の中で使われた曲。なんとこの映画、1939年に作成されたものです。そのころから現在まで親しまれてきた、とてもポピュラーな曲です。
今回からボランティア・デビューする、私の愛弟子「きょーこさん」が演奏します。
ちょっぴりジャズ系のアレンジで、彼女は初めての挑戦。曲的にも、きっとよい経験になると思います。


Asian Dream Song・・・・トヨタ・カローラのCMで使われている曲です。音階の第4度音と第7度音、つまり、「ファ」と「シ」の音を欠いた5音音階・・・・いわゆる、「ヨナ抜き音階=日本的音階」を使ったテーマ部分によって、より一層アジアの香りがします。
 そしてこの曲は、なんと私の母からのリクエストです(^_^;)今回、初めて母の診察日と私の演奏日が同じ日になりましたぁ〜〜〜〜(^_^;)身内に聴かれるというのは、かなりハズカシイですわ。。。。マジ。



演奏日のエピソード(コメント:2003年4月29日 碧)

 前日の28日に、にゃ〜さんからメールで、「体調をくずしたのでソロ曲を3曲から2曲に変更してほしい」との連絡があり、急遽、もう1曲、私がソロで「Summer」を弾くことに。。。。やはり、その曲だけは、「音色」や表現については思いながら弾けたのですがかなりミスタッチしてしまいました。(x_x)
やはり、いつでもすぐに弾ける「レパートリー」を数曲常に持っていることはとても大事なことだなぁと、身をもって思い知らされました。
 そこで新年度、ウチのレッスンに、「レパートリーを弾こう」というコーナーを設けようと思いました。
毎回、レッスンの初めに、必ず既習曲を弾くということ。(^^)
 「転んでもタダでは起きない」私です♪(^^)w

 連弾は、ディズニー・メドレーが弾いていてとても楽しかったです。特に「くまのプーさん」。プーさんのビデオを観たばかりだったので、映像を思い浮かべて弾き、様子を音で表現しました。§^。^§
 どの曲も、それぞれの曲の感じを上手く表現できたと思います。
 私が一番嬉しかったのは、最後の「トップ・オブ・ザ・ワールド」。市販の連弾譜に手を加え、オリジナルに忠実にアレンジしたことが、とても良い結果になったと思います。

 今日から、私の愛弟子のきょーこさんが演奏に参加してくれました。きょーこさんに、演奏を始まる直前に「司会=簡単な曲紹介」をお願いしました。アドリブでとても上手にやってくれたので、本当に助かりました。
演奏も、なかなか良かったし、ご自分でも満足だったとおっしゃってました。§^。^§
 そうそう、あとできょーこさんに聞いたことですが、演奏の初めから終わりまで、すごく楽しそうに一緒に膝の上で指を動かしながら聴いてくださっていた方がいらっしゃったとか。。。。
 一緒に「音楽」を楽しんでいただけて、よかったと思います。(^O^)


 きょーこさんのコメント(2003年4月30日 きょーこ)

 今回「これだけは守ろう」と心に誓っていた3つのことがあります。
  1. レッスンでも自宅の練習でも「1度目」に弱いので、「1度目」から気持ちが入るように、心のコンディションをととのえること。
  2. 音楽をとめないこと。ミスタッチをしても、メロディラインだけはきちんと出すこと。
  3. 上手に弾こうと思わず、自分が演奏している音を丁寧に聴くこと。
 自分の演奏そのものはまだまだだけれど、この三つの目標はどうやら達成したみたいなので満足しています。

 3月のコンサート(第11回klavierピアノ・コンサート)のときに気づいたのは、リハーサル中まったく自分の音が聴けてないということでした。
 「緊張していた」「弾きこみが足りていなかった」といえばそれまでですが、他にも別な原因があったと思います。

 「間違えないようにしよう」とか「上手く弾こう」とか気負わずに無心になることが、私にはできていなかったのではないかなー、と。
 だから、自分の奏でる音が聴けなかったのかな、と思います。
 「間違えないように…」って思うと、音を聴くよりも先に頭が考えてしまうことに気がつきました。

 曲にこめたい気持ちを忘れずに本番で弾くためには、順番を待っている間に心のコンディションを整えておかないとだめなのですね。

 今回は、特にその練習をさせてもらった気がします。

 私の演奏が病院のロビーで順番待ちをしている人達の(せめて)ヒマつぶしになったのなら、うれしいです。貴重な機会をありがとうございました。

 最後に、、、、。今日は私の両親が、 [ 柱|]_・)ソォー っという感じで聴くのかと思ってたらナント、前から2列目に2人で「でん!<0( ̄^ ̄)0>」と並んで座っていたので、今までで一番緊張しましたね、やっぱり・・・・(^_^;
 でも、「みどりの日」に、みどりの演奏を聴かせてあげることができて、ちょっと親孝行できたのかな?なんて、自己満足してます♪(^_^;)

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