ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2016年12月23日(金・祝)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊/みゆき/希利/ゆの/ももこ)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)みゆき アメイジング・グレイス 讃美歌2編167番 作詞:ジョン・ニュートン
作曲者不詳
編曲:鈴木奈美
3 (ピアノソロ)まだむ楊 シシリエンヌ 作曲:フォーレ
4 (うた・ピアノ)希利 BELIEVE NHK「生きもの地球紀行」エンディングテーマ 作詞・作曲:杉本竜一
編曲:橋本祥路
5 (うた・ピアノ)希利 アメイジング・グレイス 讃美歌2編167番 作詞:ジョン・ニュートン
作曲者不詳
編曲:金益研二
 
4 (ピアノソロ)みどり 故郷の人々(スワニー河)(ジャズアレンジ) アメリカ民謡 作詞・作曲:スティーブン・フォスター
日本語歌詞:勝 承夫
編曲:川田千春
5 (ピアノソロ)みどり 故郷の空(ジャズアレンジ) スコットランド民謡 作曲:不詳
作詞:ロバート・バーンズ
日本語歌詞:大和田健樹
編曲:渋谷絵梨香
6 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)

全員
たき火 文部省唱歌 作詞:巽聖歌
作曲:渡辺 茂
7 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)

全員
お正月 文部省唱歌 作詞:東くめ
作曲:瀧廉太郎
8 (ピアノ連弾)
みゆき・まだむ楊
クリスマスメドレー
(あら野の果てに〜もろびとこぞりて〜きよしこの夜)
讃美歌 編曲:鈴木奈美 
9 (ピアノソロ)みどり ペチカ(ジャズアレンジ) 文部省唱歌 作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
編曲:松下美千代
(ピアノソロ)みどり 夕焼け小焼け(ジャズアレンジ) 文部省唱歌 作詞:中村雨紅
作曲:草川信
編曲:松下美千代
10 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (うた・ピアノ)全員 私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
他の演奏日のプログラムを見る
先月のプログラムへ ハートフルコンサートのページへ戻る 翌月のプログラムへ
トップページへもどる
曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。



2.アメイジング・グレイス
 古くから歌われている讃美歌のひとつです。作曲には諸説あり、詳細は不明。
歌詞中では、作詞者であるジョン・ニュートンの、黒人奴隷貿易に関わったことに対する悔恨と、
それにも拘らず赦しを与えた神の愛に対する感謝が歌われているということです。
 その後、多様な人びとや音楽の間を、垣根を越えて口ずさまれた。ジャンルを越え、
立場や境遇を越える歌であり、絶望的な境遇に希望を感じさせてくれる歌として歌いつがれてきたのだという。

ゆったりと気持ちを込めて弾けたらと思います。 



3.シシリエンヌ
 フランスの作曲家 フォーレが 1897年に 作った曲です。
シシリエンヌとはイタリアのシチリア半島起源の8分の6拍子の舞曲の事です。
この曲はオペラの劇中で主人公の2人が噴水の前で愛を語り合うシーンのBGMとして使われています。
もの悲しいような懐かしいような それでいて 爽やかな とても 魅力的なメロディーです。
 流れるように魅力的に弾けるように がんばります。



4.BELIEVE
 NHK番組「生きもの地球紀行」の3代目エンディングテーマとして、1998年に発表された曲です。
学校の合唱、特に卒業式の歌としてよく歌われています。

  今学校でも習ってる歌で、歌詞がとても好きなのでこの歌を選びました。



5.アメイジング・グレイス
 英語の歌を歌ってみたくてこの曲を選びました。 発音が難しいですが、日本語と英語とで歌うので聞いてください。(コメント:希利)


  作詞者のジョン・ニュートンは、ロンドンで生まれ、父親の商船の仕事を手伝うようになり、やがて自分で船を持つようになりますが、
その若き船長となった彼に託された仕事が、アフリカからアメリカへの黒人たちの奴隷の運搬でした。
 あるとき、彼は航海中に大きな嵐に出会い、もうダメかと思った時、初めて「神よ助け賜え」と心から祈ったのです。
すると不思議なことにその祈りのあと急に嵐はやみ、彼の船は奇跡的に助かりました。
 この時から生まれ変わった彼は、船の仕事から引退後、一生神に仕えるためにラテン語を学び、聖書も勉強しなおして、教会の神職となりました。
 
 このアメイジング・グレイスは1765年頃に書かれたものと思われますが(作曲者は不詳)、
奴隷貿易などという罪深いことをしていた自分のようなものにまで、
神は祈りに応えて救いを与えてくれたという奇蹟に対する感動と感謝を歌ったものです。 
因みに邦題は「われをも すくいし」です。(コメント:みどり)



6.たき火
 晩秋~冬といえば、私はこの曲は欠かせないです。
 昭和16年(1941年)に作られた曲です。今でも小学校2年生の音楽の教科書に載っており、
子どもから高齢者まで、歌い継がれている唱歌で、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。

 トーンチャイムの演奏と一緒に、お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏を楽しんでいただければと思います。



7.お正月
 共益商社編『幼稚園唱歌』(共益商社楽器店)1901(明治三十四)年7月25日発行の中の一曲です。
作詞者東くめが、東京・浅草の仲見世や境内の羽子板市など、暮から正月にかけての賑わいを観ながらイメージして作ったといわれています。
旋律は、「日本音階(ヨナ抜き長音階)」でできています。
(ヨナ抜き長音階とは、明治時代に伊澤修二によって考案されたもので、ドレミファソラシの七音を、ヒフミヨイムナと呼んで、
ヨ(ファ)とナ(シ)を抜いた五音からできている日本の音階です)。

  子どもから高齢者まで、歌い継がれている唱歌で、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。

 トーンチャイムの演奏と一緒に、お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏を楽しんでいただければと思います。



8.クリスマスメドレー
 賛美歌のメドレーです。
旋律が上パート、下パートと交互に出てくる楽しいアレンジです。
いつものように2人で 楽しく弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



 クリスマスにうたわれる定番の曲「あら野の果てに」「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」をメドレーで、連弾で弾きます。
 クリスマス気分を静かに味わっていただけたらなと思います。(コメント:みゆき)



9.ペチカ
 「The Old Wood Stove ペチカ」とは、北欧のレンガ製の暖炉のこと。
詞は北原白秋氏が満州旅行で見た自然風景を思い浮かべ作ったものだそうです。
1925年(大正15年)に南満州教育委員会副読本に発表され、詩集「子供の村」に収められた作品です。

 窓の外は雪景色、そして部屋には大きな暖炉があり、家族か、あるいは気の置けない仲間がいて、
身も心もすごくあたたかい・・・・、そんな情景を思いながら弾きたいと思います。
 今回はジャズアレンジでお贈りします。



10.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のソウルノートとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたTVドラマ「恋人よ」や、
様々なドキュメンタリー番組の感動の場面のBGMとしても使われていました。

 また、最近(2013年~)では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。



11.私にできること
 この曲はKOKIAさんが、2007年(平成19年)の新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。

演奏日の感想♪   2016/12/23UP

 昨夜遅く、希利君が発熱で欠席との連絡があり、急遽、3曲、今朝少し練習して演奏しました。
ハートフルコンサートで何度も弾いたことがある曲だったので、まずまずかなって感じでした。
すぐに弾ける曲=レパートリーができてきたのも、毎月ハートフルコンサートをやっているおかげだと思います。

 トーンチャイムも、頑張りました。特に桃子ちゃん、すごく上手になりました。
もう少ししたら、ピアノ連弾にもチャレンジしてほしいと思います♪

 生徒たちが、人前で演奏し、修行できる機会があって、本当にありがたいです。
いつも聴いてくださる方々に感謝です♪


参加した生徒の感想

1.
 今年最後のハートフルコンサートでした。
いつも、美しい歌声を聴かせてくれるKくんが、体調不良でお休みでした。
自分の周りでも、インフルエンザその他で体調を崩している人が多いです。
気温の変化が激しかったりするので、体調管理が難しい季節ですね。
Kくんは、ゆっくり休んでクリスマス会には、元気な姿を見せてくださいね。

 今回はみどり先生の素敵な演奏をたっぷり聴くことが出来ました。
いつもの演奏プラス童謡等のジャズアレンジ曲4曲とアンパンマンです。
アンパンマンは小さなお子さんがいらっしゃったので、即興で演奏されました。
急なプログラムの変更等でも臨機応変に対応されるところは、さすがプロだなあと思いました。
特に自分の演奏が終わってからは、たっぷり聴くことができてラッキーでした。

 自分のソロ演奏は、ちょっと焦り気味に弾いてしまったので、クリスマス会では、もっと落ち着いて弾けるようにしたいと思います。
連弾は、肝心な所でミスタッチしてしまって ごめんなさいです。

 Mちゃんもトーンチャイムに慣れてきて『私に出来ること 』も歌ってくれましたね。クリスマス会も楽しみにしています。
 
 今年は毎月ハートフルコンサートで演奏させていただくことが出来ました。
毎月、人前で演奏する機会を与えて下さる先生に感謝しています。
そして連弾に付き合ってくれるMさんにも感謝です。来年も宜しくお願い致します。


2.
 季節の「お正月」や「たき火」をトーンチャイムで演奏出来て嬉しかったです。練習をしたので、前よりも緊張しなかったです。


3.
 「アメージンググレース」
気持を込めて弾けるようにと思って練習してきました。
本番では、手が震えてしまって、こんなことは初めてでした。
うまく弾こうと思えば思うほど緊張するのかなと思いました。
どんな気持ちでピアノに向かえば、本番でいつもどおりに弾くことができるのかなあと考えてしまいました。
私の答えはまだ出ていません……。

 連弾はいつもと同じく楽しく弾くことができました。
二人で弾くのは楽しく、ひとりぼっちじゃないのはやっぱり心強いです。

今回は、先生のピアノをたくさん聴くことができて楽しかったです。
思うように弾けなくて落ち込みつつある今日この頃、いつかあんなふうに気持ちを込めて弾けるようになりたい、
また頑張って練習しようと思う、とてもいい機会になりました。
ときどき、あんなふうにたくさん弾いて聴かせてください。


他の演奏日のプログラムを見る
先月のプログラムへ ハートフルコンサートのページへ戻る 翌月のプログラムへ
トップページへもどる