ハート飾り枠
          トヨタ記念病院 ハートフルコンサート                  2012年9月23日(日)
プログラム
        演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊/AKI/ゆうみ
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)AKI seeds of life コスモ石油CM曲 作曲:菅野よう子
3 (ピアノソロ)カスミン 風のとおり道 映画「となりのトトロ」より 作曲:久石譲
編曲:村上由紀
4 (ピアノソロ)りぃ ホール・ニュー・ワールド 映画「アラジン」より 作詞:ティム・ライス
作曲:アラン・メンケン
編曲:吉田洋
5 (ピアノソロ)まだむ楊 世界の車窓から 作曲:溝口肇
編曲:内田ゆう子
6 (ミュージックベル)全員 赤とんぼ 文部省唱歌 作詞:三木露風
作曲:山田耕筰
7 (ミュージックベル)全員 虫のこえ 文部省唱歌 作詞作曲者不詳
8 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ 星に願いを 映画「ピノキオ」より 作詞:ネッド・ワシントン
作曲:リー・ハーライン
日本語詞:島村葉二
編曲: 関綾子
9 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い 作曲:アンドレ・ギャニオン
10 (うた&ピアノ)
ゆうみ&みどり
カーネーション 椎名林檎
NHK連続テレビ小説「カーネーション」主題歌
作詞・作曲:椎名林檎
11 (うた&ピアノ)
ゆうみ&みどり&りぃ
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。


曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.seeds of life・・・・TVでお馴染みのコスモ石油のCM中に流れる曲です。
この曲は、地球環境に優しいイメージを小さな女の子の目線で表現した曲で、
種(seed)のような小さなものも、ちゃんと地球の力になっているということを伝えたいとの思いで作曲されました。
「ココロも満タンに」なれるように、演奏したいと思います。(コメント:AKI)



3.風のとおり道・・・・1988年公開のスタジオジブリ製作のアニメ映画「となりのトトロ」の挿入歌です。
この映画は、狭山丘陵をモデルにした緑豊かな森を舞台に、小学6年生のサツキと4歳のメイの姉妹と、
森に住む不思議な生き物・トトロとのふれあいを描いた作品です。
『風のとおり道』は、メイが初めてトトロに逢った後、
お父さんがサツキも連れてトトロの棲む大木に挨拶しに行くシーンや、
まっくろくろすけが天に向かって家から離れていくシーンで使われています。
他にも、トトロ達と一緒に大きく手を振り上げ、木の実が芽を出し、
木がぐんぐん大きくなるシーンで使われていて、とても神秘的で感動しました。
大木の葉の間を風がゆっくりと吹き抜けていく、そんなイメージで演奏したいと思います。(コメント:カスミン)



4.ホール・ニューワールド・・・・ディズニー映画「アラジン」の主題歌です。
アラジンとジャスミン姫が魔法のじゅうたんで世界中の空を旅する場面で流れています。
ためらうジャスミン姫にアラジンが「さあ、僕を信じて・・・」と手をさしのべふたりは飛び出してゆきます。
(私のお気に入りのシーンです。)
ふたりきりの素敵な夜空の旅をイメージして、ゆったりと演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



5.世界の車窓から・・・・毎日、午後11時前後に放送される5分間の番組「世界の車窓から」のテーマ曲です。
25年前から始まったこの番組は、毎夜5分間、視聴者を小旅行にいざなってくれます。
車窓の風景とともに心を癒してくれるのが、このテーマ曲です。
チェリストの溝口肇さんが作曲された曲を今日はピアノで演奏します。
車窓からの風景を想像しながら演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



6.赤とんぼ・・・・・私はこの歌がとても好きです。日本の歌といえば、真っ先にこれが思い浮かびます。
実は、私が大好きな曲「めぐり逢い」の作曲者であるアンドレ・ギャニオン氏のコンサートに初めて行ったとき、
アンコールで弾いてくれたんです。
 彼は、弾く前に、確かこんなコメントをしていました。(もちろんフランス語でしたが)
「私は、日本が好きです、日本にはいい歌がたくさんありますが、その中で私が一番好きな曲を弾きます。」

夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か
山の畑の桑(くわ)の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか
十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き お里のたよりも、絶えはてた
夕焼小焼の、赤とんぼ とまっているよ、竿(さお)の先


 曲名は「赤とんぼ」なのですが、これは、作詞者の三木露風の哀愁の歌だと思います。
「ねえや」は、本当のお姉さんではなく、たぶん露風の家に奉公にきていた娘さん。
露風はきっと、そのおねえさんのことを母親のように慕っていたのだと・・・・。
「15で嫁に行き、それ以来音信不通になってしまった・・・・」
「まぼろしのように彼の記憶からねえやは消えていってしまったのかも・・・・」
しかし、「赤とんぼ」を見るたびに おぼろげに ねえやに負んぶされていたことを思い出す・・・・!

とても切ない曲ですね。。。。
 激しい暑さの夏から、だんだんと涼しくなってゆく「初秋」に赤とんぼ・・・・思っただけで切ないです。

今回は、全員で歌いながらミュージックベルで、その後、ピアノ連弾のアレンジの違いを味わいつつ
さらにお楽しみいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.虫のこえ・・・・1910年『尋常小学読本唱歌』で発表され、1998年には『小学校学習指導要領』にて、第2学年の歌唱共通教材とされています。
また、2007年(平成19年)には「日本の歌百選」に選ばれました。
当初、2番の歌詞には「きりきりきりきり キリギリス」でしたが、1932年に「こおろぎや」と改訂されました。
季節の曲で、誰もがご存知と思われる曲をミュージックベルで、
お聴きくださる方々と共に楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.星に願いを・・・・1940年のディズニー映画『ピノキオ』の主題歌としてこおろぎの役のジミニー・クリケットが歌っています。
静かな夜空に輝く星を眺めているという感じのゆったりとした曲です。今回は大人っぽいアレンジでカスミンちゃんと連弾で演奏します。
みなさんの願いが星に届くようにピアノをたっぷり歌わせたいです。(コメント:りぃ)


 1940年2月に公開された、ディズニーによるアニメーション映画『ピノキオ』の主題歌です。
ピノキオの旅の導き手であり、美声の持ち主であるジミニー・クリケット(コオロギ)の声を演じた、クリフ・エドワーズが歌いました。
ゼペット爺さんの作った木の人形のピノキオは、星のきれいな夜に妖精の魔法で人間の生命を与えられ、
願い通りに本当の子供になります。
「誰でも心を込めて星に願いをかければ きっと願いが叶う」という内容の歌詞は、映画を物語っていて、深く感動を覚えました。
気持ちを込めて、たっぷりと歌うように演奏したいと思います。(コメント:カスミン)



9.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.カーネーション・・・・2011年度下半期に、NHKが大阪放送局制作により、
総合テレビジョンとBSプレミアムで放送されていた連続テレビ小説・第85シリーズの作品の主題歌です。
やさしい感じの曲調と歌詞がとても気に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)


new 演奏日の感想 (Saint Cecilia/みどり)   2012年9月23日UP♪

 今日も、楽しいコンサートでした。みんな、緊張しつつも、音楽を停めることなくスムーズな演奏ができてよかったです。
ただ、優実が「カーネーション」のとき、亡き祖父のことを思い出し、涙が止まらなくなり、途中で歌えなくなってしまいましたが、
次の「私にできること」は、その分、気持ちを込めてしっかり歌えてたので、よかったです。
それもこれも、良い思い出になると思いました♪

 お聴きくださる方々と一緒にミュージックベルを演奏した後、みなさんとてもニコニコされていたことが印象に残りました。

 次回は、久々にフルートの小坂さんも参加していただけるので、また楽しみです♪

new りぃちゃんの感想♪   2012年9月23日UP

 今日は、ハートフルに参加して2回目の雨のコンサートでしたが、
ゆうみちゃんや先生のご家族も参加してくれて楽しいコンサートでした。

 新しいメンバーAKIさんも参加してくれて、まだ2回目なのにとっても落ち着いた
綺麗な音色のピアノを聴かせてくれてすごいなぁ…と思いました。

 私のソロは、今までハートフルで演奏した「ホール・ニュー・ワールド」の中で
1番よく弾けました。ゆうみちゃんが歌ってくれているのが聴こえてきて、うれしくて心を込めて演奏できました。
最後集中力を欠いて左手を見失ったところがあったので、最後の1音まで集中して演奏できるように来月はしたいです。

 カスミンちゃんとの連弾は、最初リタルダントのタイミングがずれてしまって、
カスミンちゃんの音がしっかり聴けていなかったところが反省点です。
歌の部分はカスミンちゃんの音をしっかり聴くように心がけて演奏しました。
綺麗なアレンジでカスミンちゃんのメロディーが心地よく響いていて気持ちよかったです。
また来月は大好きなアレンジの抒情歌を演奏する予定なので、たっぷり歌って演奏したいです。

 最後の歌の伴奏は、ゆうみちゃんがおじいさまや患者さまに届くように気持ちを込めて歌っていたので、
私も心を込めて気持ちを盛り上げて伴奏しました。
ピアノや歌に気持ちを込められるように、普段からも練習したいと思いました。
聴いてくださったみなさん、ありがとうございました。

new まだむ楊さんの感想♪   2012年9月26日UP

 私がハートフルコンサートに出演させていただくのは、今回で23回めですが、初めて雨のコンサートを経験しました。
当然、演奏は室内で、雨のコンサートと言うと大げさですが、2年以上も毎回「晴れ」とは素晴らしいことだと思います。
これもひとえに私の努力の賜物....ではなくて、先生はじめ出演者の方々の心掛けが良いからだと思います。

 ソロ演奏は、練習時、盛り上がりのフォルテで弾くところが上手く弾けなくて何回も部分練習して、
自分では、OKだと思っていたのですが、本番では盛り上がりに差し掛かる少し手前で弾き直しをしてしまいました。
残念です。
次回からは、止まらない、弾き直さないの基本をしっかり守りたいと思います。

new カスミンちゃんの感想♪   2012年9月26日UP

 今回は、参加者が多かったので、にぎやかで楽しいコンサートでした。
毎回思うのですが、皆さん落ち着いて、気持ちを込めて、歌、ピアノを表現されるので、
いつも感動しています。

 私のソロ「風の通り道」は、止まらずに演奏はできたものの、反省点ばかりでした。
今回は緊張して足が震えてしまったので、ミスをしないように弾くことばかりに集中してしまい、
一番盛り上げる部分の和音のメロディーが単音になってしまった、
強弱をつけれなかった等、納得のいく演奏ができずに残念でした。
この曲は、映画「となりのトトロ」の中で、私自身一番感動したシーンに使われました。
なので、その感動がお聴きくださる方に伝わるような、自分なりの表現ができるよう、
次回は精一杯頑張りたいと思います。

 連弾は、易しいアレンジで無理もなく、りぃちゃんと楽しく演奏できました。
レッスンでは、簡単な曲をいかに綺麗に表現するかが難しいと教わりました。
「ピノキオ」の世界が伝わるように、心の中でたっぷり歌いながら、自分なりの演奏ができたと思います。
 
 ハートフルに参加することによって、感動を与えるような演奏ができるように頑張ろうと思うので、
とても前向きな気持ちになります。これからも参加し続けていこうと思います。
new AKIさんの感想♪   2012年9月30日UP

 ハートフルコンサートは今回で2回目の参加になります。
前回のコンサートは緊張のせいもあり、散々な結果でしたが、今回は落ち着いて演奏することができました。
何箇所か間違えた所もありましたが、止まらずに演奏が出来て「心も満タン」になれたかと思います。

次回は1月?らしいので、今から練習しておきたいと思います。





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