2005年コンサートの感想
※文中の緑色の文字は私からのコメントです。
A.Aさん 一番心に残り、素敵に思った演奏は、やはりSさん「恋人よ」でした。もう前奏で泣けてきました。 クリスマス会に比して格段に上達されていたし、苦労や努力や曲に対する思いなど、 その背景にあるものすべてと目の前のSさんの懸命な姿がリンクして素晴らしかったです。 Sさんの演奏の余韻はあとから効いてくるようで、 発表会から1日たって通勤途中の車の中で、突然思い出し泣きそうになりました。 プロの演奏家でも、翌日まで余韻が残る演奏ができる人はそうはいませんよ。 その点ではSさんはすでに一流の聞かせ手なのかなと思います。 やはり曲に対する「思い」というのが大事なんだと思いました。 僕はSさんの「恋人よ」ほど強い思いがある曲があるかと問われれば、少し考えてしまうと思います。 確かに好きな曲、元気の出る曲、泣ける曲、と色々自分なりに持っていますが、 そこまで思い入れができるか疑問です。 そのへんが僕とSさんの違いかな、とも感じました。Sさんの演奏はすごくモチベーションが上がります。 自分ももっとピアノが上手くなりたいと切に思います。 ところで、3回目の発表会にしてようやく気付いたのですが、 この場は決して完璧な演奏を求められる場ではないのではないか、ということです。 「完璧でなくていい」なんて言うと、語弊があります。日々の練習を否定するようです。 確かに間違えないで弾けることは素晴らしいですし、みんなそこを目指して練習します。 僕のいつもの心配事は「間違えたらどうしよう」でした。 さらに、間違えて演奏した場合、「こいつ練習してきたんか?」と思われるのが嫌で、 今までの発表会は終わったら凹んでいました。 でも、聞き手として「間違えない」ことを望むならCDでもなんでも聞けば済むことで、 わざわざ生演奏のしかもアマチュアの演奏会を聞かなくていいはずなんです。 多少のハプニングは想定の範囲内というやつで、そこで凹む必要はないのではないかとふと思いました。 多少トチろうがピアノを習いはじめてからは、その人の努力や苦労が垣間見えるので感動します。 まあ僕が言うと言い訳みたいですが。 ※私はこの感想を読んで、それこそ涙が出るほど感動しました。 なぜかということは、日記の「コンサートを終えて(2)」に書いたので、また読んでみてくださいね♪ ところで、私にも「思い入れの曲」がありますよ。それは、私がコンサートで弾いた2曲目です。 AAさんも「これだー!」っていう「思い入れの曲」に”めぐり逢える”といいですね♪ |
きょーこさん 全体的にとても楽しかったです。ベル、とてもきれいでした。みんなで音楽、いいですね。大好きです。 個人的には、シューベルト、コケまくりましたが、あのテンポで弾いても手が痛くない!3年前には考えられなかった。うれしいです。 ※やはり「努力は必ず報われる」ということですよね。本当によかったです。私もうれしいです。 |
YHさん 自宅で弾くのと、ステージで弾くのは、本当に違うなと思いました。 今回は間違えることなくできそう、と思っていたのに、「かっこう」なんてボロボロでした。 緊張があってもリラックスして日は来るのかな?と思いますが、 くじけずにチャレンジしていきたいと思います。 ※確かに間違いはありましたが、でも、念願の親子連弾できて練習も楽しかったでしょ? 弾き終わった後、とってもいい顔をされてましたよ♪ 「緊張する場面でもリラックスして弾く」ことは、とても難しいです。私も、なかなか・・・・です。 これからも一緒にがんばりましょうね♪ |
涼ちゃん(小6) みんなの前で弾くのはとてもドキドキしました。 でも、練習のときにうまく弾けなかった所がうまく弾けたのでよかったです。 ※涼ちゃんはとても落ち着いて弾けていたと思います。レポートには、ちゃんと自分のできていなかったところが書かれていましたし。 発表会は途中経過報告なのですから、また楽しみながらがんばろうね♪ |
翔平くん(小6) いろいろきんちょうしたけれど、まぁまあぁうまくできてよかった。 ※翔平くんの成長ぶりには、くまさんからもこんなメッセージが届いていますよ。 「翔平君成長しましたね。 この前会ったときは「やんちゃ坊主」と言った感じだったけれど すごく堂々としていて頼もしかった。」 私は、翔平くんの成長を見守っていけることがとてもうれしいです。 連弾も楽しかったね、また一緒に弾いてね。 |
理沙ちゃん(中3) 「雨の日のふんすい」は、とっても上手に弾けました☆☆ いつも発表会では緊張して間違えてしまうけど、今日は全然はずさなかったし、強弱をしっかりつけることもできました。優しい雰囲気をよく出せたと思います。 連弾・フルートとの合奏も息を合わせてできました。 これからももっと難しい曲を弾きたいと思います。 ※今回もアナウンスのお手伝い、ありがとう♪ しかも、そういう仕事をやりながらも、堂々と立派に弾けましたね。 本当に上手でした。いい演奏をありがとう♪ |
ROさん アットホームな感じで、はじめてお会いする生徒さんとも交流ができたし、ピアノといろんな楽器、ベルや歌、 くまさんの楽しいお話と「音を楽しむ」”おんがく”を満喫できて、とても楽しい発表会でした。 ますます音楽が好きになりました。 自分の演奏は、みどり先生にたくさんのアドバイスをいただいていたのに、 緊張してしまい、音をよく聴き、丁寧に心をこめて弾くことが出来ずに、反省点がいっぱいです。 いつか聴いてくれる人の心に残るようなやさしい音色で演奏ができるように、 毎日少しずつ進んでいきたいです。 ※やっぱり音楽は楽しくなくっちゃねっ♪ ROさんがこの発表会を経験することで、 さらに音楽を楽しいと感じることができたと聞き、とてもうれしいです。 これからも、一緒に楽しく「音楽」していきましょうね。 |
凸さん このような発表会を拝見させて頂くのは初めてでした。 発表会の会場や各発表において新鮮さを感じました。 それ以上に演奏者の一生懸命さが曲に表れ、何か心打たれるものがありました。 自分も、早く人さまの前で発表できるように 頑張りたいです。 ※凸さんは4月からレッスンを始められたばかりだったので、今回はビデオスタッフをお願いしました、 ありがとうございました。 次の発表の場は、12月のクリスマス会です。今度は何か「ネタ」を披露してくださいね♪ 一緒に楽しくがんばりましょう♪ |
由桐ちゃん(小2) むずかしいきょくでもつまずかずかないようにできたから、わたしはとってもとってもよかったです。 ※ 「とってもとっても」という言葉に、由桐ちゃんの気持ちがとってもよく出ていて、 この作文を読んだら、由桐ちゃんがすごくうれしそうに笑っている顔が思い浮かんできました。 初めてのソロデビューも、お母様との連弾も、とても楽しく練習ができたし、 本番も普段どおりに演奏できてよかったね。 これからもまた一緒に楽しくピアノをやっていこうね♪ |
瑠見ちゃん(中2) 発表会は、人前で弾くという自分の練習にもなるし、いろいろな人のいろいろな演奏を聴くことができたので、とても良かったです。 自分の演奏のソロは、練習の成果を出せたし、連弾の方も二人の息が合っていて良かったと思います。 今回の発表会を機に、また練習をがんばって、いろんな曲が弾けるようになりたいです。 ※ 瑠見ちゃん、今回もアナウンスありがとう。3月にはハートフルコンサートもあって、練習する曲数が多かったけど、よくがんばったね。 これからは、学校の勉強もだんだん忙しくなってくると思うけれど、ピアノは楽しく続けてくださいね。 |
RIさん 今回の発表会はすごく後悔する部分が多い発表会となってしまいました。 練習時間が少なく、本番で失敗してしまった事。連弾の誘いを断ってしまった事。 すべては、発表会の曲を決めるのが遅くなってしまい、練習する期間が短くなってしまった事に原因が有るかと思います。 クリスマス会のときもそうでしたが、弾きたい曲を訊かれてもいつもすぐに出てきません。 普段から漠然と音楽を耳にしているだけで、あまり関心を持っていなかったんだなぁと、今更ながら思い知ってしまいました。 というように、四苦八苦しながら選んだ今回の曲ですが、練習しているうちにだんだんと思い入れが出てきて、その気になって弾けるようになっていたので、選曲自体は悪くなかったかなと思います。 ※ 発表会の曲を決めるの時期についてですが、 これまではだいたい3ヶ月前に楽譜を探し始め、楽譜が手元に入り次第練習を始めるという感じで、十分な期間でしたが、 大人の生徒さんで特にDコース(1レッスン単位のコース)の生徒さんの場合は、 もう少し前から曲を決めるべきだったのかな? と、私も今までのやり方を見直すよい機会になりました。ありがとうございます。 感想に書かれているように、普段から音楽を興味深く聴くことは、とても大事なことだと思います。 何気ない生活の中でも、少しでも心と耳を傾けることによって、練習意欲につながるし、楽しめると思います。 (例えばTVドラマのBGMに耳を傾けてみるとか、CMの曲とか、あるいはスーパーで買い物中に流れてる曲とか・・・・) 「曲に対して思い入れが出てくる」には、やはりただその曲を弾いているだけではなく、 その曲のことについていろいろ調べてみるといいですよね。 IRさんの今回の場合は歌詞を調べたり、オリジナル曲を聴いたりと、いろいろしましたよね♪ これからもいろいろな音楽を楽しみながらレッスンしていきましょうね。よろしくお願いします。 |