ハート飾り枠
                トヨタ記念病院 ハートフルコンサート        2014年10月22日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊)
ゲスト:小坂隆司(フルート)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノ・電子ピアノ)
みどり・りぃ
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
2 (ピアノソロ)
まだむ楊
どんぐりころころ(ジャズアレンジ) 文部省唱歌 作詞:青木存義
作曲:梁田貞
編曲:松下美千代
3 (ピアノソロ)
りぃ
ムーン・リバー 映画「ティファニーで朝食を」より 作詞:ジョニー・マーサー 
作曲:ヘンリー・マンシーニ
編曲:鈴木奈美
4 (ミュージックベル)
全員
どんぐりころころ 文部省唱歌 作詞:青木存義
     (3番:岩河三郎)
作曲:梁田貞
ベルアレンジ:丹羽みどり
5 (ミュージックベル)
全員
大きな栗の木の下で イギリス民謡 作詞・作曲:不詳
作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫
ベルアレンジ:丹羽みどり
6 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・みどり
里の秋 文部省唱歌 作詞:斎藤信夫
作曲:海沼実
アレンジ:山田香
7 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・みどり
もみじ 文部省唱歌  作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:島津秀雄 
8 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・みどり
川の流れのように 美空ひばり 作詞:秋元康
作曲:見岳章
編曲:向井寛
9 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・りぃ・みどり
やさしさに包まれたなら 荒井由実 作詞・作曲:荒井由実
編曲:林崎久美
10 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・りぃ・みどり
ドレミの歌 ミュージカル・映画
「サウンド・オブ・ミュージック」より
作詞:オスカー・ハマースタイン2世
日本語歌詞:ペギー葉山
作曲:リチャード・ロジャース
フルート編曲:大橋秀丸
ピアノ編曲:丹羽みどり
11 (フルート・電子ピアノ・ピアノ)
小坂隆司・りぃ・まだむ楊・みどり
想い出をかさねて 作曲:アンドレ・ギャニオン
アレンジ:丹羽みどり
12 (うた&フルート&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説

1.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.どんぐりころころ(ジャズアレンジ)・・・・童謡としてはベスト10に入るほど有名で、みんなに親しまれている作品です。
擬人化されたどんぐりやどじょうが、知らない場所へ来てちょっと不安な幼児の表情や、
それをあやす親の気持ちを代弁しているような曲です。
今回はおしゃれな雰囲気のアレンジのどんぐりころころをお楽しみ下さい。(コメント:まだむ楊)



3.ムーン・リバー・・・・オードリー・ヘプバーンの主演映画「ティファニーで朝食を」の主題歌で、
「アカデミー主題歌賞」と「グラミー最優秀歌曲賞」を同時に受賞した曲です。
映画では、オードリーがギターを抱えて、どこか寂しげな表情で歌うシーンが印象的です。
とてもきれいなメロディーと不安定な恋心を歌うせつない歌詞がり映画にぴったりだと思いました。
今回はジャズアレンジで演奏します。ムードたっぷりの響きを大事にピアノで歌いたいと思います。(コメント:りぃ)



4.どんぐりころころ・・・・2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、
1921年(大正10年)に刊行された『かはいい唱歌』(共益商社書店)に掲載されたのが最初だそうです。
 。
 JR東日本の青梅線奥多摩駅の発車メロディで「どじょうが出て来て こんにちは ぼっちゃん一緒に 遊びましょう」の部分が使われているとのことです。

 後に3番が付け足されています。
3番を作詞した作曲家の岩河三郎は、1986年(昭和61年)、どんぐりころころを合唱曲にするために3番を付け足した折、
「童謡はお母さんの愛情を感じさせる音楽だと思います。母の愛情を表現するために、3番を作りました」と語っているそうです。

3番の詞の内容は以下です。

どんぐりころころ 泣いてたら
仲良しこりすが 飛んできて
落ち葉にくるんで おんぶして
急いでお山に 連れてった

 お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5.大きな栗の木の下で・・・・イギリス民謡を元に作られた童謡で、太平洋戦争後に、日本に伝わりました。
2007年(平成19年)に「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、
手遊び歌としても有名です。

 今回は、お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.里の秋・・・・1945年(昭和20年)12月24日、ラジオ番組「外地引揚同胞激励の午后」の中で、全国に向けて放送され、
放送直後から多くの反響があり、翌年に始まったラジオ番組「復員だより」の曲として使われたそうです。

 1番ではふるさとの秋を母親と過ごす様子、2番では夜空の下で遠くにいる父親を思う様子、
3番では父親の無事の帰りを願う母子の思いを表現しています。
 秋の曲で私が好きな曲の一つです。
歌詞は、ちょっと悲しいですが(戦争に行ってしまった父親を思い出しながら、栗をたべるところ)、、、、。

「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。

 今回は、フルートとピアノの演奏でお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.もみじ・・・・1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。
作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったということです。
 今回は、フルートとピアノで演奏でお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.川の流れのように・・・・1989年1月11日に日本コロムビアより発売された美空ひばり(1989年6月24日、52歳で死去)の遺作と言える楽曲です。
今回は、フルートとピアノで演奏でお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



9.やさしさに包まれたなら・・・・1974年4月にリリースの曲です。
不二家ソフトエクレアのCM依頼で書いた曲ということですが、ジブリの映画「魔女の宅急便」の挿入歌として使われ、
最近では、サントリーのCMでも使われています。
 歌詞がとても優しくて、懐かしい感じがして、私は大好きな曲です。
今回は、フルートとピアノで演奏でお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 



10.ドレミの歌・・・1959年11月16日のブロードウェイで初演、日本でも何度か上演されているミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の中の、
あまりにも有名な曲です。
 日本では、歌手のペギー葉山が自ら訳詞・歌唱したバージョンで、1961年(昭和36年)にレコード発売、
1962年(昭和37年)にNHKの「みんなのうた」で使用されたそうです。

原曲の英語歌詞では、

doe(ド) ⇒ female Deer (雌鹿)
ray(レ) ⇒  a drop of golden sun (黄金色の太陽からこぼれおちた光)
me(ミ) ⇒ 自分を指す英語me (ミー)
fa(ファ) ⇒ far (「遠い」という意味)
sol(ソ) ⇒ sew (「針で縫う」という意味)
la(ラ) ⇒ 適当な英単語がなかったので「ソの次の音」)
si(シ) ⇒ tea(紅茶)。音を ti「ティ」と発音して「紅茶のお供にジャム付きのパン」

となっています。

 今回は、フルート2重奏でお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で登場する曲のひとつです。
子供のころよく歌っていましたが、大人になってジュリー・アンドリュース主演の映画をみて、
物語の中で登場する曲だと知りました。そして何回もDVDを見ちゃうくらいこの映画を大好きになりました。
映画では、ヒロインであるマリア先生がトラップ一家の子供達に音階(ドレミ)を教える場面で、
この「ドレミの歌」がマリア先生と子ども達によって歌われています。きれいな景色の中でとてもすてきなシーンです。
 日本語の歌詞ではドはドーナッツ、レはレモン、ミはみんな・・・いう歌詞ですが、アメリカのドレミの歌の内容はかなり違っています。
原曲では「ド」の音は「鹿(ディアー)」だったり、「シ」の音は「ティ」と発音し、紅茶(ティー)とジャム付きパンが登場します。
とてもおもしろいなぁと思いました。きっとみなさんがよく知っている曲♪一緒に歌っていただけるように
小坂さんとみどり先生と一緒に楽しんで演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



11.想い出をかさねて・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの曲です。
原題はフランス語で「Souvenir Lointain」直訳すると、「遠い想い出」です。
 
 また原曲は、ピアノとチェロ、ストリングスによる楽曲ですが、
今回は フルート×2、電子ピアノによるストリングスパートを加え、編曲しました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 私も大好きなアンドレ・ギャニオンさんは、カナダの作曲家でピアノ奏者でもあります。
とても親日家で、日本でのコンサートにも来て下さり私も生演奏を聴かせていただいたことがあります。
お話しする感じもとても優しく、柔らかい印象の方でした。
「想い出をかさねて」もとてもしっとりとして優しく語りかけるような曲です。
その雰囲気を大事に演奏したいと思います。(コメント:りぃ)


 電子ピアノでストリングスを担当します。電子ピアノならではの音が出せるようにがんばります。(コメント:まだむ楊)



12.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

new演奏日の感想   2014/10/22UP♪

 今日も、楽しいコンサートでした。
お聞きくださった患者さまは、手術を控えていてその前に「音楽を聴きにきました」とおっしゃっておられたそうです。
ミュージックベルを楽しそうに演奏してくださって、よかったです♪

 フルートの小坂さんは、今日でこのコンサートも、最後の演奏ということでした。
もう、一緒に演奏できないことがとても残念でなりませんが、今まで一緒に演奏していただいた想い出を胸に、
これからも頑張っていきます♪
今まで本当にありがとうございました。

 今日は、帰り際、母が入院中にお世話になった看護師さんともお話しました。
母が亡くなった経緯などをお話しました。そして、これからも、私はここで演奏させていただくことをお伝えしました。

 これからも、毎月1回のコンサート、続けます♪
目標は300回です♪


new りぃちゃんの感想♪   2014/10/23UP

  今回はフルートの小坂さんが参加してくださって、私も一緒にフルートを演奏させていただきました。
小坂さんと合わせ練習をする時はいつもソノリテや綺麗な音を出す為の楽器の構え方、
ビブラートの練習方法などレッスンしてくださって、私にとってすごく楽しく、贅沢な時間でした。
小坂さんのフルートに憧れて始めたフルートなので、これからもフルートを吹くときは
小坂さんのフルートの音色を思い出しながら練習したいと思います。
小坂さん本当にありがとうございました♪

 ピアノは、レッスンのときにアドバイスをしてもらった「音も手の動き(見た目)もきれいに…。」を
今月の目標にして演奏しました。
意識を向けたらいつもよりゆったり演奏できました。
「意識する!」って大事だなと思いました。

 先生は今回で145回目のコンサート…。
ふと私は何回目なのかな?と思い数えてみたら105回目でした!
いつの間にか100回超えてました…。
先生やみなさんに支えられて続けてこられたことに感謝したいです。
そして少しでも1歩先へ前に進んで行けたらいいなぁと思っています。

newまだむ楊さんの感想♪   2014/10/24UP
 
 今回もなごやかで楽しいハートフルコンサートでした。
私も出演回数を数えてみましたら39回でした。
そのうち小坂さんとご一緒させていただいたのが5回です。
いつも柔らかで暖かなフルートの音色にうっとりさせていただいていました。
また、博識の小坂さんのお話しはいつも興味深い内容で、楽しい時間を過ごすことができました。
小坂さん、ありがとうございました。

ソロ演奏は弾き始めに「いつものピアノと違う」と、わかりきったことを感じてしまい、焦りましたが、
「緊張してもゆっくり弾くこと」を何度も自分に言い聞かせて弾いたら、落ち着いて最後まで演奏することがせきました。
やはり人前で弾いて、その回数を重ねることは大切だと思います。
これからも目標を一つづつクリアしていけるように頑張りたいと思います。



「めぐり逢い」 みどり&りぃ
「ムーン・リバー」 りぃ
フルート演奏♪

小坂さん&みどり 
「ドレミの歌」 小坂さん&りぃ&みどり
「想い出をかさねて」 
ストリングス担当 まだむ楊さん
「私にできること」 全員で♪

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