2005.06.19 (日) | 室内楽の演奏会 |
2005.08.30 (火) | 第1回 生涯学習音楽指導員 B級 養成講習会 |
2005.10.16 (日) | ドイツ3大B 人気曲ベスト30 |
2005.10.29 (土) | 「え」と「あ」 |
2005.10.31 (月) | 「ドラゴン桜」からの発想 |
2005.06.19 (日) 室内楽の演奏会 | ||
今日は、午前中は美里交流館のミュージックベルがありました。
そして午後から、岡崎シビックセンター「コロネット」コンサートホールで行われたアレス室内合奏団の第12回定期演奏会へ行ってきました。 この楽団員はアマチュアの方々で構成されているそうです。(ゲストでプロの方も演奏に参加していますが) 去年も聴きに行きましたが、メンバーのみなさんからはいつも、「本当に音楽が好きでやっている」という気持ちが伝わってきて、とってもいいです。 今回は、モーツァルト、メンデルスゾーン、芥川也寸志の作品の他、 ポピュラー曲でサッカーの小野伸二選手が出演する“カローラ フィールダー”のCMで使用されたホッピー神山作曲「明日はどこへ行こう」のピアノとストリングスでの演奏や、唱歌「夏は来ぬ」があり、とってもよかったです。 特に「夏は来ぬ」は、今度病院のハートフルコンサートでフルートとピアノのアンサンブルをやることになっているし、 この曲には、私にはとっても懐かしい想い出があるからです。 (どんな想い出かは、ハートフルコンサート2005年6月のプログラムページに書く予定です。) アレス室内合奏団のSさん、素敵な演奏会のご案内をしてくださり、ありがとうございました。
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2005.08.30 (火) 第1回 生涯学習音楽指導員 B級 養成講習会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨年・一昨年と3回にわたり、財団法人 音楽文化創造主催の、生涯学習音楽指導員養成講習会講習を受け、 昨年秋にC級の資格認定され、いろいろな活動を行ってきましたが、 今年は引き続き、生涯学習音楽指導員のB級の資格を得るため、8月26日(金)〜28日(日)に行われたl講習会参加のため、 25日(木)〜29日(月)の間、再び大阪へ行ってきました。 さて、今回の大まかな内容です。
そして、各講習の感想など。 1、生涯学習概論 生涯学習施策の動向と社会教育行政 ★生涯学習の過去〜現在までの状況を把握し、今後どのように展開していくべきかを考える。 地球上に存在する動物という「ヒト」から「人」「人間」へと育つための教育・学習という観点から 今後の展開を考えることが大切である。 講義前半は講師のお話を聴き、後半は4人ずつのグループで、事例実習をしました。 私個人の意見としては、従来の「講師対複数の学習者」という縦のつながりだけの受身的講座ではなく、 今後は、学習者参加型、あるいは、学習者自らが講座内容を企画していくなど、その講座やイベントを通じて 「学習者同士の横のつながり・交流」を図ることが必要だという結論に達しました。 それは、すでに私は、生涯学習センターの交流サロンの企画・運営に参加し、実践していることなので、 今回のこの講習内容はとてもよく理解できましたし、今後の活動におおいに参考になると思いました。 2.音楽学習関係論 環境と音楽 「植物編」 植物に流れている電流をコンピュータで捉え、MIDIに変換して、ピアノを自動演奏させるという 作曲家:藤森守氏が開発したパソコンソフト「ピアノラ・プロトロン」のビデオを見ました。 これは、植物の声に耳を傾け、植物が人間をどう捉えているこということを知ることが目的。 すごかったです。特に、人間の勝手な都合によって切られてしまう「桜の木」が奏でる音楽は、すごくびっくりするとともに、 とても感動しました。 「動物編」 オランダの音楽家Paul Panhuysen(パウル・オアンハウゼン)の「カナリアの音楽性に学ぶ」という プロジェクト結果も目を見張るものがありました。 「環境編」 音楽家:鈴木昭男氏による、「点音(オトダテ)」。 ベルリンの街の舗道、公園、高速道路高架下の川辺、のどかな街中の川べりなどに ペイントマーキングし、 そこに立って「街に語らせる」という試み。 この3者に共通することは「聴くこと」。 「聴くこと=受け入れること=相手の存在を認めること」、つまり、音や音楽を共有することの大切さを学びました。 そして、講座後半は、実際に教室から外へ出て、「じっとその場で立ち止まりあらゆる音を聴き、 その音のイメージを考えてみる」 という実習でした。 普段は気にもとめない「音たち」に対して、新たな感覚が生まれ、それは、 これからの自分の音楽表現に大変影響を与えることだと切に思いました。
3.音楽学習関係論 ジャズ・ポピュラー音楽等 ★ポピュラー音楽のさまざまなジャンル・リズムスタイルと、その特徴、それぞれの実例の音源を聴かせていただき、 また、ジャズの誕生からその経緯、そして、アメリカン・ポピュラー・ミュージックの誕生とルーツを詳しく学びました。 私はちょうど、最近、レイ・チャールズの半生を描いた映画「Ray/レイ」と、 ミュージカルの分野では、コール・ポーターの人生を描いたミュージカル映画「五線譜のラブレター」を観たこともあり、 とてもナイスタイミングで楽しい講座でした。(もう一度その2本の映画を見直してみようかなー♪) 4.生涯学習概論 生涯学習関連施設の経営 ★要約すると、生涯学習の価値や、今後どうあるべきかという内容で、 第1日目の生涯学習施策の動向と社会教育行政の講義と共通する内容でした。 しかし、この3日間の中で6種類の講座を受けたわけですが、はっきり言って、この講座が一番つまらなかったです・・・・汗; 申し訳ないのですが、この先生の講義のやり方自体が、なんともわかりづらく、退屈で眠くなりました。 後半は、実習で、7〜8人のグループワーク「音楽活動プログラムづくり」が大半占めていたほうがよかったです。 でも、この講義を受けても決して「無駄」ではなかったです。 自分が今後ピアノレッスンや生涯学習センターでのいろいろな講座の講師を勤めさせていただくときには、 決してこんな風にはしないで、もっと工夫しよう! と思えたからです。(汗) 自分が生徒になり、聞き手に回ることで、教え方の勉強になりますねぇ・・・・。(笑) 5.音楽学習関係論 世界の音楽-2 音文化から音楽文化 ★この講座が今回3日間の中で一番良かったです。 人類学から見た音楽と楽器の起源論から始まり、いろいろな国の民族楽器を実際に現地の人が演奏している映像を 何種類も見せていただきました。 しかも、それはちゃんと音楽の進化の過程にそって。 音楽の原点は「歌って踊ること」 必須文化と選択文化、価値体系的音楽と技術体系的音楽、全身型音楽と上半身型音楽。 うーーーむ、なるほど・・・・。(すみません、読んでる方にはちっともわからないと思いますが) この講座を受けて、自分では気がついていなかったけれど、まだ実はついていた「うろこ」がかなり落ちました♪ そうそう、すごい偶然でびっくりしたことが2つありました。 一つ目は、雨乞いの儀式で使われると言う、チリの「パロ・デ・ジュヴィア」という民族楽器、 私の真友のRさんが持ってるやつでした♪私も欲しくなりました。 2つ目。先日、愛・地球博のトルコ館で 「白い服と白い帽子のトルコ人のおじさんがひたすらくるくるくるくる回ってる映像」を何気なく目にして、 とっても不思議に思ったのですが、それがこの講習でも映像で紹介されたときにゃぁ、びっくりしましたー♪ トルコの旋回舞踏儀式「セマー」だそうで・・・・!イスラム教アラーの神と交信し、人々に伝えるのだそうでーす。 6.音楽学習関係論 音楽による療法的手法-2 音楽療法における現状と課題 ★2004年3月19日(金)〜21日(日)に参加した、C級の講習の第2日目に受講した「栗林先生」の続編でした。 前回の講座で大変勉強になったので、今回もとても楽しみにしていました。期待通り、よかったです♪ 今回は、音楽療法の歴史から現状や、音楽療法の理論的な勉強、音楽療法士になるには?など、の内容でした。 「音楽の力」をあらためて実感しました。 『音楽は感情の言語』という言葉は、本当に共感です。 すでに私自身、生涯学習音楽指導員ネットワークの会員となり、いろいろな活動をしているので、 C級の講習会の時と比べ、今回は実感の沸く内容が豊富だなーと感じました。 とは言っても、まだ第一回目を終えたところ。あと、来年3月と8月にそれそれ3日間の講習があります。 (今回と同じく、大阪音楽大学にて) 今からとても楽しみです。 ※第2回 生涯学習音楽指導員 B級 養成講習会の記事へ オマケ♪ さて、今回もグルメ満喫してきました。 講習第1日目終了後の夕飯 かねてから狙いをつけていた 十三駅近くの「行列ができるねぎ焼き屋」さん。 あすままさんと二人で行ってきました。
講習第2日目終了後の夕飯 大阪音大から庄内駅へ向かう途中にある「沖縄料理のお店」 ギタモモちゃんと、アッコ先生と私の3人で行きました。 注文したのは、ゴーヤチャンプルとソーキそば。そしてもちろん生中1杯!
講習第3日目終了後の夕飯 3日間の講習後、私は神戸へ行きました。前回、前々回と、もうこの講習会に大阪へ来たら恒例! となりつつありますが、友人のIさん宅へ遊びに行きました。(Iさんは、大阪から神戸の三宮へお引越しされたんです) まずはお薦めのお好み焼き屋さんへ連れて行ってもらいました。 お好み焼きも美味しかったですが、私は本場神戸の「そばめし」を初めて体験!とっても美味しかったです。 ここでは生中1杯+レモンチューハイ×2! 講習終了翌日の夕飯 Iさんお薦めのタイ料理のお店「CHADA-THAI チャダ・タイ」。 ここは、店内での写真撮影禁止だったので、画像はないですが、すごかったですよ。 さあ、辛い順位発表します。 1.SomTumThai(ソムタムタイ)パパイヤのサラダ・・・・とことん辛くしてくださいって注文したら、 ホントにマジで辛かったです。とってもいい感じで、一口食べたら約15分間、お口の中&唇が心地よいヒリヒリ感!!!! 大満足。 2. GaengKuewWan グリーンカレー・・・・定員さんに尋ねたら、レッドカレーよりグリーンカレーの方が辛いと言われ、 さらにめいっぱい辛くしてくださいと3回念押しして注文。 しかし、一番最初に食べたソムタムタイが強烈だったので、今ひとつに感じました。ま、でも、美味しかったです。 |
2005.10.16 (日) ドイツ3大B 人気曲ベスト30 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日放送された題名のない音楽会で、ドイツ3大B 人気曲ベスト30というのをやっていた。 ドイツ3大Bといえば、音楽の父と言われるJ.S.バッハ、と、私は、楽聖と言われたL.V.ベートーベン、そしてR.シューマンに認められ世にでたJ.ブラームスの3人。 ちょっとここでしょーもない余談ですが、バッハは他に「大バッハ」と言われているが、 最近某薬品メーカーのCMで「ダイバッファー」がどうのこうのとやっているのを耳にすると、何故か反応してしまう私です・・・・(汗) さて、ランキング結果。
なるほどー、やっぱ、ベートーベンは人気あるのかぁー。へー、ほー、そっかぁ・・・・。 その中でもやっぱり第九が1位ってのは分かる気がするなぁ。 と、納得したような。 でも、放送時間30分で30曲紹介するってのはすっごいはしょってたので、なんかがっかりもしたけど、仕方ないか。 しかし、バロック期、古典期、ロマン期の曲で比べるのもなんだかねぇ、好みが偏るんじゃないのかなーなんて思ったりもしたので、機会があれば、時代別でランキングなんてやってもらえたらなーと思ったです。。。。 |
2005.10.29 (土) 「え」と「あ」 |
先日、某テレビ番組で、 「え!」と「あ!」は、どっちが驚きの度合いが大きいか?というクイズをやっていた。 私は、「え!」だと思った。 なぜかというと、後にどんな言葉が続くかって考えたら、 「え!」の場合は、 「え?マジで?!」とか「え!?そうなの?」とか、自分では予想もしていなかったことを見たり聞いたりしたときに出る。 「あ!」の場合は、 「あ!そうだった!」とか、「あ!しまった、忘れてたぁー!」など、すでに過去にあったことなどを思い出したときに出る。 だから、驚きが大きいのはやっぱり絶対「え!」だと思った。 正解は思ったとおり「え!」だった。 すっごい満足して、一緒に見ていた子どもたちに自慢したけど、 完全にシカトされました・・・・(泣) でも、どちらも、「驚く」ということなので、そこから逆に考えたら、 音楽、ピアノを弾くときでも、一つの曲や発想用語、強弱記号などについても、本当にいろいろな解釈が出来るなーと思った。 例えば、「Allegetto」と書かれていたときには、ただ単純に「やや速く」というように、弾く速さのことだけを思うのではなく、 「速く感じることとは、どういうことなのか?」からいろいろ考えてみて、「軽い音」とか、「気分を軽やかに」とか、いろいろ出てくるので、それを曲に生かしていけば、もっと豊かな表現が出来るに違いない。 「悲しい感じで」とあっても、どんな風に悲しいかはいろいろで、 しくしく泣くような感じなのか、激しく泣きじゃくる感じなのか、ちょっと落ち込んでいる感じなのか、 いろいろだよね。 その辺、いろいろ調べて、その曲を作った人が、どのような感情を伝えたかったのかを、自分なりに解釈し、 また、それまでの自分自身の経験からいろいろ思いをめぐらせ、 自分はこの曲はこんな感じを出して弾きたいな! って、思うことからはじまり、そのためにはどんなタッチや音色で弾くといいかと、いろいろ試してみて、だんだんと一つの曲が仕上がっていくのだと思う。 で、そのクイズ番組の後で大人の生徒さん(凸さん)のレッスンのときに、その話をしたら、よーく分かってもらえました。 オマケで、「日記に書こうと思ってたネタなので、先にネタばれしちゃうけどね・・・・っ」 って言ったら、ちょっとウケたので、よかったです、(スベったらちょっとはずかしいもん!(汗) |
2005.10.31 「ドラゴン桜」からの発想 |
ちょっと前のことになっちゃうけど、「ドラゴン桜」というテレビドラマで、とっても納得と言うか、 面白いなーと思った指導法があった。 例えば、物理の「摩擦」の説明で、男の子が滑り台をさかさまの格好で滑ってて、ズボンが脱げちゃった」っていうイラストを生徒たちに見せていた。 生徒たちは、妙に納得して、「こんな授業なら分かりやすい」って面白がって興味を示していた。 それと、ドラマが終わった後で、特別番組で、そのドラマの中で紹介した勉強法を一挙に公開する内容の番組が放送された。 その中で、特に印象に残ったこと。 記憶法: じっと座って覚えようとするよりも、歩きながら口に出して暗記する方が効果的ということ。 これは、ピアノの演奏にもいえると思った。 歩きながらだと、一定のテンポキープができるし、音色と楽譜を思い浮かべながら、 その曲を最初から最後まで、心の中で演奏シュミレーションしてみること。 私もよく、暗譜するとき、やったものだ。 表現に関して: ドラゴン桜だと、「現代国語」の勉強になるということでしたが、 町を散歩して、とにかく、見たものなんでも「何故だろう?」と疑問を持ち、その答えを考えてみることだそうで、 番組では、例にあげていたのが、横断歩道の白いストライプ、ちょっと前までは、 このようになっていたのに、最近では このようになったのはなぜか? と言うことだった。 答えは、「雨が降ったときに水がたまらないようにするため」だとか。 なるほど・・・・と思った。そして、これって、やっぱり、音楽にもいえるなーと思った。 たとえば、「何故そこに、その楽譜のそこに、フォルテが書かれているのか?」 と、自分なりに考えて弾くことがとっても大事だと思う。 自分なりにその曲を作った人の真意を汲み取ろうとする姿勢や、いろいろな人の演奏解釈を研究することは、とても大事だと思う。 また、指使いに関して、「何故ここは、この指番号が指定されているのか?」 と考えることが、応用力となり、指使いが全く書かれていない楽譜に出会ったときでも、 自分で最適な指使いを工夫できるようになる。 「何故?」「なんで?」って、疑問に思うことは、すごく素晴らしいことだと思うし、 「何故?」「何で?」と思わないと、そこからは何も生まれないし、成長もありえないと思う。 |