ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2010年11月17日(水)
プログラム
    演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/由夏/ゆうみ
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)由夏 さんぽ 映画「となりのトトロ」より 作詞:中川季枝子
作曲:久石譲
編曲:武笠玲央
3 (ピアノソロ)りぃ 時代 作詞・作曲:中島みゆき
4 (ミュージックベル)
カスミン&りぃ&みどり
ふるさと 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:丹羽みどり
5 (ミュージックベル)全員 大きな栗の木の下で イギリス民謡 作曲者不詳 
作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫
6 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ 大きな栗の木の下で イギリス民謡 作曲者不詳 
作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫
7 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ 小さい秋みつけた 文部省唱歌 作詞:サトウハチロー
作曲:中田喜直
編曲:秋間ゆう子
8 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ テネシー・ワルツ 作詞:P.W.King
作曲:R.Stewart
編曲:吉田洋
9 (ピアノ&電子ピアノ)
みどり&りぃ
めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より 作曲:アンドレ・ギャニオン
10 (うた&ピアノ)ゆうみ&みどり 里の秋 文部省唱歌 作詞:斎藤 信夫
作曲:海沼 実
11 (うた&ピアノ)ゆうみ&みどり もみじ 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
12 (ピアノ&電子ピアノ)
カスミン&りぃ&みどり
川の流れのように 美空ひばり 作詞:秋元康
作曲:見岳章
編曲:丹羽みどり
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

 今回は、愛弟子3名(りぃちゃん、カスミンちゃん、由夏ちゃん)と娘のゆうみが参加します。
今回は、11月24日に豊田市生涯学習センター石野交流館で開催するコンサートの曲を中心にプログラムしました。


曲目解説

1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.さんぽ・・・・この曲を弾こうと思ったきっかけは、前回ハートフルコンサートに参加したとき、
聴きに来てくれていた方の中にお子さんがいて、先生が即興で「さんぽ」を弾いて、ともて楽しかったことです。
私も、将来子どもができたときに、弾いてあげたいと思い、頑張って練習しました。
子どもから大人まで、聴くだけで楽しくなるこの曲を、私も楽しみながら弾きたいと思います。(コメント:由夏)



3.時代・・・・中島みゆきさんの名曲で、とっても優しい歌詞の大好きな曲です。
最近では、卒業式で歌われたり、音楽の教科書に掲載されたりして親しまれ、
2007年に「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。
”今は悲しくても、いつか笑って話せるときが来るから今日は今日の風に吹かれましょう…。”
私自身もつらい時この曲を聴いて、歌って、何度も励まされています。
親しい人の中で悲しいことがあって悩んだり、迷ったりしていたら歌ってあげたいと思う曲です。
ピアノに私の気持ちをのせてみなさんに届くように演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



4.ふるさと・・・・大正3年(1914年)に音楽教科書「尋常小学唱歌」で発表されました。
少し前の時代まで子供たちの多くは自然の中で遊んでいて、
大人になっても胸の中で鮮やかに蘇る子供時代の思い出を描いて、人々の心を捉えた曲が「ふるさと」です。
一番では、故郷での山や川の思い出、
二番では、「お父さんお母さんは今どうしていますか?友達は元気ですか?」と、離れた人たちへの思い、
三番には、「目的をかなえたら、いつかまたあの美しい故郷へ帰ろう」という願いが込められています。
日本の美しい自然の風景を描きながら演奏したいと思います。(コメント:カスミン)



5~6.大きな栗の木の下で・・・・2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれたこの曲は、手遊び歌としてとても有名で、知らない人はまずいないと思います。
今回は、お聴きくださる方々と一緒にミュージックベルの演奏を楽しんでいただいた後、ピアノ連弾による演奏で
アレンジの違いも楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 『大きな栗の木の下で』は子供の頃に踊りながら歌っていた記憶があり、とても楽しい曲です。
この曲は、イギリス民謡をもとにした童謡です。
日本に伝わったのは、太平洋戦争後にGHQの人々が歌っていた曲を聞き伝えで歌い出したことが
きっかけと言われています。
秋の季節を感じながら、楽しく演奏したいと思います。(コメント:カスミン)


  私は、この曲を聴くとおもわず手が動いて踊りたくなります。
みなさんに3番まで歌って楽しんでもらえるように、アレンジを工夫して連弾します。
ピアノを演奏するので踊れない私の代わりにみなさんに歌って踊って楽しんでもらえたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



7.ちいさい秋みつけた・・・・この曲を歌ってみると、夏が終わり秋になっていく”ちいさい秋”を
1番から3番までいろんな表現で現されていて、さまざま秋を感じることができます。
 一昨年の今頃にも我が家の庭に”ふしぎなキノコ”が自然に生えてきてどんどん増えたらどうしようと思っていましたが
今年はまだ気温が高くてキノコは生えてきていません。でも先日ピアノをお部屋で弾いていたら、ピアノに合わせるように
”リーンリン”と…気になって振り返るとなぜかお部屋の中にスズムシくんが、ちょこんといました。
しばらくそのままにピアノを弾いていたら一緒にスズムシくんも歌ってくれました。
練習が終わってお庭に逃がしてあげました。今年みつけた”ちいさい秋”です。
 身近な”ちいさい秋”をもっともっと探してみたいとこの曲を弾いていて思います。
自分の見つけた”ちいさい秋”を歌にあてはめて歌ってみてもおもしろいですね♪(コメント:りぃ)


 この曲は昭和30年にNHKの特別番組「秋の祭典」の為に作られました。
特に話題にもならずに忘れ去られましたが、数年後にとあるレコード会社のディレクターにより偶然発掘され、
当時人気のあった男声コーラスグループのボニージャックスが歌って大ヒッしたことにより、
現在のように誰もが知る曲になりました。
 それからこの曲は、もう会うことの叶わない母親との昔の思い出を綴った曲です。
作詞者のサトウハチローは母の事がとても大好きでしが、父が新しい愛人を作ったのが原因で
ハチローが14歳の時に母は離婚し出て行ってしまいました。
3番の歌詞にある「むかしの むかしの 風見の鳥の」この風見の鳥とは、
幼い頃にお母さんの手にひかれて行った教会の風見鶏のことであり、このことから「小さい秋みつけた」自体が
母親の歌であることが読み取られると言われています。
詩に込められた思いや心情までしっかりと意識して弾きたいと思います。(コメント:カスミン)



8.テネシーワルツ・・・・パティ・ペイジさんのカバーや日本では和田壽三が訳詞したものを江利チエミさんが歌っていたり、
たくさんの方にカバーされている私も大好きなポピュラーソングです。
 歌詞の和訳は、恋人とテネシー・ワルツを踊っていたとき、旧友と出会い私は彼女に恋人を紹介した。
そして彼女は 彼と踊っているうちに彼の心を奪ってしまった。
あのテネシー・ワルツとあの夜を 私は忘れない。どれほど大きなものを 失ってしまったことか。
そう 大切な彼を失ってしまった…。美しいテネシー・ワルツが流れてた夜…。という内容です。
とても悲しい歌詞ですが、人を想うせつなさを感じさせる大人っぽいメロディーと合わさって
心に沁みていくような曲だと思います。
大人の雰囲気をカスミンちゃんとふたりで出せたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)


 1948年にレッド・スチュワートとピー・ウィー・キングによって作られました。
江利チエミさんが歌うテネシーワルツは、しっとりとした大人の曲に歌い上げ、聞き惚れてしまいました。
歌詞は恋人とテネシーワルツを踊っていて、そこで出会った友人に恋人を取られてしまったという失恋の歌ですが、
せつない気持ちが伝わってきます。
りぃちゃんとの4手連弾、楽しく大人の落ち着いたしっとりとしたムードで心をひとつにして演奏したいと思います。
(コメント:カスミン)



9.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、
様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。2010-03.html

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.里の秋・・・・秋の曲で私が好きな曲の一つです。
歌詞は、ちょっと悲しいですが(戦争に行ってしまった父親を思い出しながら、栗を食べるところ)。
 今回は、ジャズアレンジのものを演奏します。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.もみじ・・・・秋といえば、この曲。今回はゆうみが歌います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



12.川の流れのように・・・・昭和63年(1988)年に発表されたこの曲は、美空ひばりさんの生前最後の曲となりました。
ラストアルバムとなる「川の流れのように~不死鳥パートⅡ」では、
ファン層に欠けていた30代を対象に制作されたため、作詞家の秋元康さんにプロデュースと作詞を
お願いしたという経緯から、スタッフ全員はシングルカットを軽快な歌「ハハハ」に決めていましたが、
ひばりさんは一歩も譲らず『川の流れのように』を押したそうです。

 8歳で初舞台を踏み、天才少女歌手と呼ばれ輝かしいスター街道を歩く一方で、離婚やケガ、弟との死別など、
決して穏やかな道のりではありませんでした。
やがてスタッフはひばりさんがこの曲に自分の人生を重ねていることに気づき、
こうして『川の流れのように』はシングル曲として発売、結果として150万枚の大ヒットになりました。

 我が人生を振り返りながら、気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン)



 ひばりさんの生前最後の曲ですが、私にも同じような思い出のある曲です。
心を込めて演奏します。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 演奏日の感想 (Saint Cecilia/みどり)   2010年11月18日UP♪

 今回は、60歳以上くらいの方が多く聴きにいらっしゃっており、唱歌が多かったので、とても喜ばれました。
一緒に歌ったりして楽しんでいただけてよかったです。
 りぃちゃんの感想♪   2010年11月18日UP

 会場の後ろの森が紅葉して秋らしい風景と秋の曲がいっぱいのハートフルコンサートでした。

 ゆかちゃんのソロ『さんぽ』は、いきいきと楽しいさんぽの感じがとっても出ていて
はっきりとしたきれいな音の演奏でとてもよかったです。

 私のソロ『時代』は、先月の演奏よりも強弱に気をつけて歌うように演奏することを心がけました。
歌うことに気持ちを向けているときは、集中しているようですが、たまに思い出したように
緊張が襲ってくるときがあります。1曲まるっとピアノで歌うことに集中できるようになりたいです。
大好きな曲なのでこれからも弾きこんでいきたいと思います。

 カスミンちゃんとの連弾は、『ちいさい秋』の演奏のときに楽譜を置き間違えてカスミンちゃんのパート側を開いていて
弾き始めて2小節目で気が付きあわてて裏返したら、なんと同じタイミングでカスミンちゃんも裏返していました。
「えっ。カスミンちゃんも!?」裏返すタイミングもほぼ一緒でちょっとびっくりしました。
二人とも練習のときに1回も楽譜の開き間違えなんてなかったのに、本番はほんとに何が起こるかわからないなぁと思いました。
でも、二人ともそれを引きずらずに演奏できてよかったです。
先日久石譲さんがテレビのトーク番組で「本番演奏の中で「事故」はつきものです。でもその「事故」をどう対処して
演奏や指揮をしていくときに、その人の力量が現れるのです。」とお話していたのを思い出しました。
そんな失敗もしましたが、演奏は落ち着いてできてよかったです。

 ゆうみちゃんの歌はジャスアレンジのピアノにもぴったり合っていて、とても大人っぽい感じで素敵でした。

 アンサンブルでは、テンポが速くなったり遅くなったりしてしまったので、たまにはメトロノームをかけながら
練習してみないといけないと思いました。電子ピアノと合わせてとても楽しく演奏できました。
ベルもアンサンブルもみんなと一緒にできて、音楽っていいなぁと改めて思いました。
来月も楽しい仲間と力をあわせてコンサートをつくっていきたいです。

new カスミンちゃんの感想♪   2010年12月4日UP

 今回のハートフルは、久々に由夏ちゃん、ゆうみちゃんも参加し女性が多く
とても華やかなコンサートになりました。
曲目は唱歌や歌謡曲、ジブリなど親しみのある曲が多く、皆さん一緒になって口ずさんで下さり
会場が一体化したようで嬉しい気持ちになりました。

 ピアノ連弾、ミュージックベル、アンサンブルでは、周りの音色を良く聴き呼吸を合わせて
楽しく演奏することができ良かったです。
反省点としては、フォルテが大きくなりすぎてしまいバランスが悪くなってしまったことです。
会場によってピアノや音の響きが違うので、耳を頼りにバランスの良い響きで弾けるように
臨機応変に演奏するのはとても難しいことだと実感じました。
ピアノは楽しい反面奥が深くて、人前での演奏を経験すると特に自分の未熟さを痛感します。
未熟さを痛感するからこそ、それをバネに前に進んで経験を積んでいきたいです。

 私自身ピアノを心から好きなので、演奏を通じて一人でも多くの人に音楽の素晴らしさ、
ピアノの魅力を伝えれたらいいなと思います。
まだまだ未熟者ですが、気持ちのこもった良い演奏ができるように練習を頑張ります。
みどれみ~優しい海
由夏ちゃん 「さんぽ」
りぃちゃん 「時代」
「ふるさと」
「大きな栗の木の下で」
カスミンちゃん&りぃちゃん

 「大きな栗の木の下で」
 「ちいさい秋みつけた」
 「テネシー・ワルツ」
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           「里の秋」「もみじ」↓
「川の流れのように」



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