トップページへもどる ♪生徒たちの作文♪

2006年末の作文(2)

※ 文中の緑色の文字は私からのコメントです。

 クリスマス会の感想♪   I.S.さん

 もう4回目のクリスマス会だった。
何度も何度も自宅で練習したので、さすがに、もうあがりはしないと鷹をくくっていた。

 前回のクリスマス会、あの得体の知れない緊張感。
指先の震え、次にどの鍵盤たったか?心臓どきどき、頭の中まっ白。
あんなもう経験したくないなぁ・・・。でもあれほど練習したんだから・・
と自分にいいきかせ、自分に対して平静を装った。

 それでも、実際に演奏になると例の緊張感が襲ってきた。
曲の途中で、あっ間違えた。にごった和音を弾いてしまった。
でも仕方ない。あ、次に弾くところがわからなくなってしまった。
瞬間、そこを意識的に飛ばして、次に移ってしまった。
 
 なんでだろう、良く考えてみると頭の中で歌っていない、ピアノに歌わせていないことがわかった。
つまり頭の中で歌う余裕さえなかったということかもしれない。
今度弾くときは、どこを弾くかをというより、頭の中でメロティを、口ずさんで弾いてみようと思う。

 あれこれ考えても実際に弾く段になるとみんな忘れて吹っ飛んでしまう。
弾く前に深呼吸をすればいいと聞いていたのにそれも忘れた。
この曲を何回も練習してきたが、そのたびにどこか間違える。年のせいか?
先生は鍵盤の場所を目で見て覚えているから間違えるという。確かに!
いいかえると鍵盤の場所を指と耳にに覚えさせることだという。
それだと目で覚えるより数段練習しないとできるようにならない気がする。
やはり、より多くの練習が必要なのだ・・・。

 でも最初のころの緊張の症状に比べれば多少弱まったかなとも思う。
演奏前のみんなの表情や言動から、みんなそれぞれ緊張していることがひしひしと伝わってくる。
だれも考えていることは一緒なんだなーと思った。

 そして一人一人の自己紹介を聞いているうちに、
それぞれに温かい個性のある人たちだと妙に親近感をおぼえるのである。
こんな人たちに出会えたのも、この教室に来たおかげである。
 自分では多少不本意な演奏だったが、数人の方から
「よかったよ」
と声をかけられ本当にうれしかった。

 今から18年前この曲をはじめて聴いたときの感動・・。そしてこの曲を弾けるようなりたい。
それが18年後に実現するとは自分でもびっくり。
また数々のお褒めの言葉をいただき、これにもまたびっくり。びっくりの連続である。

 思うに、この曲は服部克久氏ご自慢の編曲だけあって、ピアノソロとしては非常に素晴らしい編曲だと思う。
とはいえ、先生に初めて教えていただいた頃は、1週間に1,2小節で進行し、
特にリズムについては徹底的な繰り返しの連続だった。あぁこの先どうなるんだろう。
本当に弾けるようになるのかなぁ・・・不安がよぎる。(たぶん先生も同様の不安があったと思う。)

 それでも練習を続けることができたのは、どうしてもこの曲を弾きたいという気持ちだったかもしれない。
またこれを励みに新しい曲にチャレンジしようと思う。


 今回のクリスマス会は、今まで一番の出来でしたね。
「たとえ何があっても音楽を決して止めない!」
それがしっかり出来ていたので、本当に上手になったなぁと感心、安心して聴いていました。
すばらしい演奏をありがとうございました。
 私はSさんの先生でいられることがすごく嬉しいし、誇りに思っています。
文中で
(たぶん先生も同様の不安があったと思う。)
と書かれていますが、私は不安に思ったことなど一度もありませんよ。
逆に、希望とやる気を与えてくれました。
「絶対に上手に弾けるようにしてあげよう!」
って。。。。♪
 まだまだ修行中で、いろんな生徒さんに指導させていただけることによって、私自身が成長し続け中です。
これからも、こんな未熟な私ですが、弾きたい曲が弾けるようになるためのお手伝いをさせてくださいね。


 クリスマス会の感想♪   由桐ちゃん(小3)

 わたしは、さいしょ、すごくきんちょうしていました。 ひくばんが一番さいしょだっので、すごくどきどきしました。
自分の名前がよばれたとき、ぞくっとしました。

 1曲目は、「小さなワルツ」でした。やさしくひくところや、つよくひくとろろが、ちゃんとできました。
 2曲目は、「ビビディ・バビディ・ブー」でした。
最後がまちがえてしまったので、足の先の方が頭の方までぞくぞくーーーーーーーーーーーーーー、としました
 3曲目の「さんぽ」はちょこっとまちがえただけなのでよかったと、いまでも思っています。

 ベルの合奏をしたとき、分からないことがあって、となりのおねえさんにおしえてもらいました。

 その次は、マジックで、その次に おそばをたべました。
とてもおいしくて、おかあさんのぶんのそばを半分もらってしまいました。

 その次は曲あてクイズで、ぜんぶ分かったらしょう品がもらえます。ぜんぶで4曲でした。
4人がせいかいでしたが、一人のひとが いらないといったので(大人なので辞退してくれたのです(解説:碧)
のこったのは、わたしと中学1年生の子でした。
 「じゃんけんをして」
といわれたのでわたしは
「えー!」
と思いました。
でもやったらじゃんけんでかちました。 すごいとみんなにいわれました。
うれしくてはずかくて分かりませんでした。

 また、クリスマス会にでたいなーとおもいました。


ゆきちゃんはいつも、レッスン時間よりも15分早く来て、
ちゃ〜んと補助ペダルや足台も自分で用意してひとりで練習してるから、
先生はいつもとってもうれしくおもっています。
 先生は、自分のせいとは、私がいなくても、ちゃ〜んと自分ひとりでも どんな曲でも
ちゃんと弾けるようになってほしいとおもっているから。

 これからも、私がレッスンで注意したことをちゃんとおうちで思い出して、練習してね。
 
 クリスマス会の思い出♪  K..F.ちゃん

 クリスマス会は、楽しくて、お友達もできてとても幸せな1日でした。
私は始めての参加でしたが、皆さんとても上手で気持ちがこもっていて演奏に聴き惚れてしまい、
私もますますがんばらなくちゃ!と思いました。
 MINAさんの「涙そうそう」は、とても思いが伝わってきて、涙ぐんでしまったし、
いしさんの「A列車で行こう」は、男性の力強い演奏がとてもかっこよくて感動しました。
 歌では、H.H.さんの「大きな古時計」を聴いて、
音楽は楽器だけではなく、歌でも自分の気持ちを表現できるんだ、
と、もっと音楽が好きになりました。 今度は、私は、歌は下手だけど、、弾き語りをやってみたいなと思いました。

 私の演奏は「シータの決意」でしたが、私はピアノを習い始めたばかりなのに、
自分のレベルよりも高い曲を選んでしまい、1ヶ月近くしか練習時間がなくて、
本番に弾けるかどうか不安の日々でしたが、
たくさんの方々に気持ちよく聴いてもらいたい思いで練習していくうちに、
少しずつ上達していく自分に自信がついて、楽しく練習することができました。

 本番では、少し間違えてしまいましたが、自分の演奏として受け入れて、緊張で小指が震えながらも、
なんとか弾けて嬉しかったです。

 反省点としては、ペダルが上手に使えなかったこととか、間違えるのを恐れてテンポが遅くなってしまったことです。

 クリスマス会が終わってからも、この曲は大好きなので、ペダルの練習も兼ねて、まだまだ弾き続けていきます。
 お食事会では、そば打ち名人さんのそばがとてもおいしくて、私は、子供を連れて来ていたので、
親子そろってたくさん食べて、幸せでした。 そば湯もおいしくて、とても温まりました。
 そば打ち名人さん、本当にありがとうございました。

 みんなで演奏したミュージックベルでは、私は34回も鳴らすところがあって、ちょこちょこと間違えて、
みんなの足を引っ張っていたような気がしましたが、
みんなの笑いのある演奏で、とても楽しかったです。

 みどり先生、楽しいクリスマス会を本当にありがとうございました。
次の発表会では、みんなに
「ヨカッタ」
と、心に残る演奏ができるようにがんばります。


 kちゃんは、私のところに来てから(去年の11月にウチのピアノ教室に入ってから)間もないけど、
私は最初にお試しレッスンで会っていろいろ話して、
「あー、絶対にこの子は、いい演奏(気持ちのこもった演奏)ができるようになるはずだ!」
確信しました。
 そして、クリスマス会までのレッスンでの「がんばり」や、当日の演奏を聴いて、
私は、最初のそのときの
「確信」が正解であったことに、感動しました。
それは、2重の感動ですよ、
 まずはやっぱり、kちゃんの演奏そのものに感動!
 そして、私自身の予感(?)が真実になったことに感動!
 本当に私は、いい生徒さんに出会えて幸せです、ありがとー♪


 クリスマス会の感想♪   かなちゃん(高1)

 私は教室に入ったばかりで、まだ2回しかレッスンで習ってなくて不安でしたが、
クリスマス会に初参加しました。
自分の演奏は上手に弾けたんですけど、まだまだ心がこもってないなぁと思いました。

 私はエレクトーンの発表会やコンクールに出たことがあるんですけど、
心のこもった演奏はあまり重視していませんでした。
ノーミスで弾かなきゃ、とか 盛り上がるから音を大きく、と考えて弾いてました。

 でもこの会で皆さんの演奏を聴いていると、伝わるものがたくさんありました。
演奏するってこういうことが大切なんだなぁって思いました。
 これからは心のままに演奏できるようにしたいです。


 これから一緒に、音楽を楽しんで、気持ちのこもった、そして
聴いてくれる人に伝えたいメッセージが音色で伝わるようにしていきましょうね♪


new クリスマス会の感想♪   とまとさん

 自分の演奏について
  後半、集中力を欠いてしまいました。せっかくのみなさんの前での演奏の機会だったのに。
 「音楽」できるときには、もっと音楽を楽しみたかったです。
 小さいことを考えず、「今」を大切に生きられるようになりたいです。

 他の方々の演奏について
  心地よく、楽しんで聴くことができました。

 おそば、おいしかったです。


 人前で演奏するときでも、「上手に弾かなきゃ・・・・」とか、「失敗したらどうしよう・・・・」とか思わず、
まずは、「自分自身が楽しむこと」を思って演奏するといいです。
演奏者自身が楽しんでいれば、その思いは自然に音色になり、聴いてくださる方々にも必ず伝わります。
これは、私自身、ハートフルコンサートを丸4年、毎月1回やってきて実感したことです。
 また、都合が付くときには、ハートフルも再参加してくださいね♪


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