「スケールとアルペジオのためのテクニック」作成過程
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2003年10月某日 | 幼稚園年長(6歳)のHちゃんのレッスンでのバーナムピアノテクニックの中の1曲に指くぐりの練習曲のとき。 バーナムは、単に弾ければいいわけではなく、この曲の場合は、親指を素早く動かすことが出来なければ、 やる意味がない。 そこで私は、練習方法をHちゃんの持っていた5線ノートに楽譜を書いてあげて、 それを練習するように説明したのだが、、、、。 「書いている時間がもったいないなぁー」 と思ったのが、このテキストを作るきかっけとなった。 |
2003年11月10日 | 写真はカラー、本文内容は4色で、全23ページのテキストデータ完成。 早速、一冊、試し刷りをする。また、石嶺先生にアドヴァイスをいただくため、メールを送信する。 |
2003年11月14日 | 石嶺先生からのアドヴァイスを追加し、全24ページとなる。 とりあえず完成ということで、ホームページに記事を載せる。 |
2003年11月27日 | 掲示板やメールで問い合わせや予約があり、予想以上の冊数に、自宅での印刷は無理と判断。 石嶺先生に相談すると、「出版社に持ち込め!」とそそのかされる・・・・(汗) そして、「ドレミ楽譜出版社」と「音楽の友社」にとりあえず、「こんな感じのものを作ったんですが、 とても自宅で印刷できないので、どうすればいいでしょうか?」 みたいなメールを送る。 ドレミ楽譜出版社からは、丁寧なお返事が! 「全ページモノクロで、ページ数が48ページ以上であれば、一度内容を拝見し、 データご支給という形で弊社から出版という方法もあります」 という好意的なお返事をいただく。 |
2003年12月10日 | ページ数を増やすと共に、楽譜の画像をより綺麗なものに仕上げるために、 楽譜作成ソフト「FINALE 2003」を購入し、再び作成に取り組む。 |
2003年12月27日 | データ完成。ページ数は60ページ、表紙以外の全ページ、モノクロに。 ご検討いただけるかどうかのメールを、ドレミ楽譜出版社へ送信する。 |
2004年1月7日 | 「データを見てくださる」ということになり、早速メールに添付して送信。 早々にお返事が来る。数十箇所の修正ののち、ドレミ楽譜出版社より出版していただけることに決定。 というわけで、ただ今、修正作業中です。 ((φ(..#)((φ(..*)((φ(..。)セッセ・・・・。 |
2004年1月9日 | 午後10時20分、全ての修正と、追加項目完了し、出版社に再びデータを添付してメールを送信しました。 ふう、今日はご飯の時間以外はずっとパソコンに向かってました。 |
2004年1月12日 | 9日にデータを送ったものの、3連休中ということで、お返事が届きませんでしたので、もう一度見直して修正し、 もう一度データを送りました。 |
2004年1月13日 | お返事が来ました。あと数箇所の訂正の依頼でした。ただ、私の家のパソコンで見たときと、 メールでお送りしたものをご覧いただいたときと、どうやら改行などの設定が違って見えるらしく、 今度はCD-ROMなどにデータを保存し、それを郵送するということになりました。 しかし、ここで問題が・・・・。私のパソコン、すごく調子が悪くて、CDドライブにCD-RやCD-RWを挿入しても、 なかなか認識してくれません。はぁ〜。困った困った。なんとかせねば・・・・。(悩) |
2004年1月23日 | 出版社の担当の方からメール便が届きました。中身は、こちらから送ったデータをプリントアウトし、 赤ペンで直すべきところに全てチェックが入っている書類。 一番大変なのは、八分音符を横に繋げる線のぎざつきを直すこと。 これは、またFINALEで一つ一つの楽譜を部分選択して画像ファイルとして保存しなおして、 それをワード画面に貼り付けるという地道な作業です。 前回はその画像のTIFFファイルの解像度を300dpiで保存したのですが、今回は600dpiでやってみます。 さあ、今日はまるっと一日レッスン室に引き篭もってパソコンに漬かりながら、 合間にハートフルコンサートの曲練習です!大好きなピアノとパソコンに没頭できるなんて、 すごーく幸せっ♪(笑) |
2004年1月25日 | 23日のうちにデータの修正は完了。しかし、パソコンは相変わらず不調。 今リカバリする時間と心の余裕がないし、また修正の依頼があった場合にすぐに対処したいので、 パソコンを幾度となく再起動し、なんとか無事にデータをCD-RWに保存。 本日午後、某宅急便にて、CD-RWとプリントアウトした書類及び画像の原本を送付。 明日の午前中には出版社に届くとの事。 これでOKが出ればいいなー♪ |
2004年1月31日 | 昨日(30日)午後、出版社の方から電話が来ました。印刷所に回して上がって来たのをみたら、まだ、八分音符の線のぎざつきが消えていないということでした。 そこで解決策として「TIFF」ではなく「EPS」という画像形式で保存すればいいということでした。早速FINALEを開いてやってみると・・・・。ダメです、レーザープリンタの環境のPCでないとこの形式では保存できません。 そこで、レーザープリンタのドライバをインターネットからDLしてインストール。 すると、すんなりと「EPS」形式で保存できたので、やったー♪ と思い、早速ワードに貼り付けてみると・・・・ ダメでした、文字化け画像にしかなりません。 こうなったらもう一度全ての楽譜の画像を「TIFFファイル」の解像度1200dpiで保存しなおして貼り付けるしかない! 直すべき楽譜は合計51個。(うぇ〜、死にそうだけど・・・・汗;) やってみないとわからないけれど、私のパソコンの性能で果たしてメモリ不足やもろもろで支障がでなければいいですが・・・・。 ということで、今週末の予定はまた「パソコン漬け」です。 |
2004年2月3日 | 実はデータ自体は1日(日)に既に修正完了していたのですが、パソコンの調子が悪く、なかなかCD-Rに保存できませんでした。そこで、本日、私が出張でパソコンレッスンに伺っているSさんの家のパソコンを使わせていただき、データをCD-Rに保存させていただきました。 というわけで、やっと本日、データを再び郵送しました。 今度こそ、OKだといいんだけどな・・・・。 |
2004年2月18日 | 2月4日にはデータと書類が出版社に届いている筈ですが、待てど暮らせどお返事なしで、初めは 「連絡がないということは大丈夫だったということだよなー、きっと!」 と、のん気に構えていたのですが、連絡が途絶えてから2週間、とうとう心配になり、昨日メールで問い合わせてみました。すぐにお返事がいただけました。その内容は・・・・ 「印刷所の方と数回遣り取りをし、符尾の斜線もきれいに出るようになったので恐らく問題ない」 ということで、全頁分の出力紙が届き次第また連絡をいただけるとのことでした。安心、安心♪(汗;) |
2004年3月2日 | 出版社から正式なサブタイトルの連絡と、出版予定の連絡がありました。サブタイトルは「ピアノ基礎練習」、出版は4月予定ということです。 |
2004年3月4日 | 出版社より価格決定の連絡がありました。「本体定価 1,000円 + 税」ということで決定しました。 |
2004年3月19日 | 3月13日に出版社より表紙及び裏表紙のデザインと、最終ページのクレジットの確認のため、サンプルで印刷された書類が郵送されてきました。 内容を確認し、15日にお返事のメールを送信。これで晴れて無事、本番の印刷にはいるとのことです。 ちなみにクレジットには「発行日:2004年4月30日初版発行」と印刷されていましたので、きっと4月30日には全国の書店・楽器店の本棚に並ぶことと思います。 これからは、内容の質問などにお答えしたり、テキストの使い方の注意点などを詳しく説明したページを作成する準備にうつりたいと思っています。 |
2004年4月9日 | 4月8日、出版社より印刷完了したとの連絡がありました。ドレミ楽譜出版社のウェブサイトでは、全国の書店・楽器店での販売に先駆けて、既に発売開始されています。 出版社の方々、製作協力してくださった方々、そして応援してくださったみなさま、ありがとうございました。 |
2004年4月11日 | 4月10日午後8時ごろ、出版社よりテキストが送られて来ました。 初めて見た感動は、わが子を産んで初めて対面したときの感動に似ていました。 これで、この「経過報告」は完結だと思います。 ありがとうございました。 |
2007年2月 |
ドレミ楽譜出版社より電話があり、4月に再販決定しました。 再販にあたり、初版でのミスを修正したデータを至急送ってほしいということで、 早速修正し送りました。 表紙のデザインは、割と好評だったので、色あいだけ変更ということにしました。 第2版は4月30日発売予定です。 |